無料で作成、1コインで広告!Facebookページ活用術

広報手帳

【Facebook編】SNSマーケティングで押さえておきたい基礎の基礎!

Facebook

(2016/03/15更新)

国内ユーザー数2,400万人をほこるFacebook。10代から60代まで幅広い層が利用しています。

また、個人はもちろん、ECや飲食、モバイル、航空、旅行、ファッションなど、さまざまな業界の企業もビジネスで利用しています。

そこで今回は、マーケティングに活用できるFacebookの利用方法についてお伝えします。

Facebookページについて

Facebookページとは、企業やブランド、団体が作るページのこと。

知り合いだけで情報交換する個人ページとは異なり、企業や団体のPRのために利用するものです。

Facebookにログインしていない人でも閲覧できますが、ユーザーがフォローすればFacebookページに投稿した内容をユーザーのニュースフィードに表示させることができます。

ユーザーにとって、「このアカウントは、こんな投稿しているのか」と思ってもらえる内容を訴求し、Facebookページならではの“ココにしかない”雰囲気を作れると、宣伝効果が高いです。

設定方法

Facebookページを作成するさいには「個人アカウントをページの管理者として作成する方法」と「アカウント自体をFacebookページに変更する方法」がありますが、今回は一般的な前者の方法をご説明します。

①アカウントからFacebookページを作成します。

右上の▼マークをクリックし「ページを作成」を選びます。

②Facebookページのビジネスカテゴリを選ぶ

作成するFacebookページのタイプを6つのカテゴリから選択します。

  • ローカルビジネスまたは所在地
  • 会社または団体
  • ブランドまたは製品
  • 著名人、芸能人など
  • 娯楽
  • 慈善活動またはコミュニティ

③詳細なカテゴリを選ぶ

あなたのビジネスに一致するカテゴリを選択し、そのビジネスについての基本的な情報を入力。Facebookページ規約に同意したあとスタートをクリックします。

Facebookページを開設してすぐは「非表示」にすることをおすすめします。ページの説明やプロフィール画像の追加、ウェブサイトの入力などをおこない、ページが整ってからオープンにすることで、ユーザーの信頼を得ることができるからです。

Facebookページを作るメリット

SNSでのマーケティングといえば、TwitterやLINEなども挙げられますが、Facebookページの最大の特徴は「企業・団体とユーザーが相互にコミュニケーションをとることができる」ところです。ユーザーをファンにして、一緒にページを盛り上げるのが理想です。

なぜFacebookページの運用に「ファン」が重要になるのか。それは、情報を発信してファンを増やし、集まったファンにいいね!やシェアにより投稿を拡散してもらうことで、一般的な広告を出すよりも、はるかに低予算で大きなリーチを生むことができるためです。

さらに、認知度の向上だけでなく、Facebook上でダイレクトにビジネスを行うこともできます。

2015年2月より、CTA(Call To Action/コールトゥアクション)機能が追加され、Facebookページに「予約する」「購入する」「動画を見る」などのボタンが表示されるようになりました。

これにより、ウェブサイトにいかなくともFacebookで完結できるようになりました。

このため、FacebookをSNS施策の中心に据える企業も少なくありません。

Facebook広告について

企業・団体の近況や最新情報など、幅広いユーザーに見てもらうことが目的のFacebookページに対し、Facebook広告はあなたのビジネスに関心をもつ可能性が高い人に絞って広告を配信することができる、マーケティングツールです。

集客したい、アプリのインストール数を増やしたい、コメントを集めたいなど、ビジネスの目的に合わせて広告を配信することができます。

また、地域や年齢、性別など、ターゲットを細かく設定できるのが魅力です。

設定方法

①「投稿のエンゲージメント」を利用する

アカウント右上の▼マークをクリックし「広告を掲載」を選びます(Facebookページ設定方法①参照)。

宣伝する投稿をクリックしたあと、広告を出したいFacebookページを選択します。

②ターゲット層を選択する

編集ページにて見出しやテキストの入力、画像を追加したあと、地域・年齢・性別・趣味・関心など、必要な項目に入力し、ターゲティングの設定をします。

基本的には、あまり絞りすぎず、ボリュームを持たせた方がよいです。

③予算とスケジュールを確認する

ターゲット層を選択したら、広告に名前をつけ、1日の予算または通算予算、掲載期間のスケジュールなどを設定します。

どの広告が効率よく消化できるのか、予想できない場合が多いため、「1日の予算」に設定して、日々チェックしていく方法はオススメです。

また、広告はいつでも更新・変更をすることができます。

Facebookで広告を出すメリット

Facebookは実名制で個人の情報も正確なため、ターゲティング精度が高いところが魅力です。

1つの広告セットの最低出稿金額は100円と少額から始めることができるうえ、サイトへのアクセス増加やアプリのインストール、動画再生回数の増加など、目的別に広告の種類が設定でき、効果的に宣伝することができます。

一方、ある程度ユーザーが偏っていることや、きちんと効果を検証して最適化していくことが必要となるため、こまめな運用が不可欠となります。

まとめ

Facebookページの運用に、Facebook広告を組み合わせることで、新規顧客を育てていくことができます。

潜在的なユーザーをページへ誘導し、繰り返し接触することで、中長期的に、あなたのビジネスのファンになってもらうのです。どのような人にページを見てもらいたいのか、そうした人たちにとって何が求められるのか意識し、投稿に反映させ、上手に運用しましょう。

この側面から、日々の投稿のネタ作りや、広告管理が必要な場合は、コストになるかもしれません。

まず、こうしたFacebookのメリット、デメリットをきちんと理解したうえで、あなたのビジネスの目的に合っているメディアを選んでいくと良いでしょう。

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(監修:株式会社ガイアックス 大久保亮佑(おおくぼ りょうすけ)
(編集:創業手帳編集部)

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