外見もビジネスに影響する!SNSを活用したイメージブランディングとは
経営者をパーソナルブランディングすることで企業イメージがアップ
(2016/10/12更新)
企業の顔は「経営者」です。
経営者をパーソナルブランディングすることで企業イメージがアップし、売上が増加します。でも具体的にどのようにブランディングしていけば良いのか、分からない方も多いですね。反対にそんなことより、「中身でしょ!」と反感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
今回は簡単に出来る「イメージブランディング」の流れをご説明いたします。
この記事の目次
人の外見は中身を反映する
同じ能力値の二人の起業家がいたとします。
A スリムボディに素敵なスーツを着こなしている、40代男性起業家
B お腹ポッコリで、全体的にやぼったい感じのする、40代男性起業家
A スタイリッシュでお肌も綺麗、洋服のセンスも良い、50代女性起業家
B 中年太りで姿勢が悪くお化粧も下手、洋服センスなし、50代女性起業家
一概には言えませんが、もし全く同じ能力を持っている人物の場合、いずれもAの方と仕事したいと思いませんか?
外見は中身を反映していると言われます。
生活習慣の乱れや、自己管理できない性格等を現してしまうのです。 服装の乱れた方と、一緒に仕事をしたいと思わないですよね?
以前、「人は見かけが9割」という本がベストセラーになりました。 本の中で「見かけ」がビジネスに大きく影響することを説いています。
メラビアンの法則では、
話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であったそうです。この割合から「7-38-55のルール」とも言われています。つまり、視覚的情報が話の内容よりも重要視される場合もあるということです。
イメージブランディングとは?
そもそもイメージブランディングとは一体何でしょうか?
漠然としたイメージはあっても正確に答えられる方は意外と少ないかもしれません。
イメージブランディングとは、
プラスの印象を際立たせ、イメージ戦略をおこなうこと。
ブランディングとは、
ある商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させ、市場でのポジショニングを築くマーケティング戦略のこと。
どちらも企業・商品を前提に説明していますが、これは人にも当てはまります。
イメージブランディングの流れ
この章では、イメージブランディングの流れについてご説明します。
特別なツールは必要なく、まずは皆さんにとって身近なSNSを用いてみましょう。その中でもおすすめなのが、ビジネス思考の方が多く使う、Facebookです。
10〜20代はツイッターが主流ですが、起業家世代である30代以降はFacebookでパーソナルブランディングをしています。
- Facebook個人ページでパーソナルブランディング
- Facebookページで企業の紹介
というのが一般的です。
では、具体的にどのようにブランディングしていくのでしょうか?
ここで質問です。
- アナタは誠実な人が好きですか?
- 社会的活動をしている方が好きですか?
- お金の話ばかりする人が好きですか?
大概の方は、1・2が好きで、3には好意を持たないのではないでしょうか?
つまり、Facebook個人ページでは、1や2のような「良い印象」を持たれる工夫をしていくと良いでしょう。これがパーソナルブランディングです。
「アナタが作る 商品・サービス」だから
- 購入したい
- 皆に紹介したい
と思ってもらうことが大切です。
アナタのファンがFacebook個人ページからFacebookページ(商用ページ)に流れ、そこから自社のホーム・ページに流入することで売上につながっていきます。
パーソナルブランディングのツール1 写真の重要性
パーソナルブランディングに欠かせないものに写真があります。特に女性社長ならば絶対に顔写真を掲載すべきです。必ずしもプロに撮影する必要はありませんが、スマホのアプリを活用し綺麗に撮ったものをFacebook上にアップしましょう。
写真の内容も、
今日はこんなご飯を食べた
どこそこに遊びに行った、
等の個人情報をアップせず、なりたい自分を最大限表現した写真のみをアップしましょう。
パーソナルブランディングのツール2 イメージコンサルティング
アナタの事を最大限美しく・かっこよく見せる色は何色でしょうか?しかし自分に似合う色を自分で選ぶのは困難です。プロのカラーリストに依頼して「カラー診断」をしてみましょう。さらに、自分に似合うヘア・洋服なども診断します。
最近の若い起業家は、本当にオシャレです。オシャレでカッコいい起業家の方が、相手に好感度を与えることを知っているからこそ気を使うのです。
最後に
「人は見かけが9割」という言葉に反感を持つのではなく、
見かけ作りは「戦法である」と割り切ってはいかでしょうか?
パーソナルブランディングは、戦法=マーケティングだという事に気づいた起業家から、次々と成功している傾向があります。
美人・美男子だけが得するのではありません。見かけは磨けばドンドン洗練されていきます。洗練された起業家が勧める商品・サービスだから、「購入しようかな?」と心が動くのです。
さあ、アナタもパーソナルブランディングを始めませんか?
(監修:林田玲子)
(編集:創業手帳編集部)