核酸医薬品の研究開発を行う「ANRis」が2.2億円調達

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資金調達

2026年9月7日、株式会社ANRisは、総額約2億2000万円の資金調達を発表しました。

ANRisは、核酸医薬のなかでもsiRNA(small interfering RNA)に着目し、がんや遺伝性疾患などの患者に対して負担の少ない医療を届けることを目指しています。

独自のsiRNA配列設計技術「SNPD-siRNA」を基盤に、当面の重点開発領域としてKRAS変異がんを対象とする研究開発を行っています。

今回調達した資金は、独自のsiRNA配列設計技術「SNPD-siRNA」を基盤とする創薬研究、とくにKRAS変異がんを対象とした治療薬の研究開発と事業基盤の強化に活用します。


核酸医薬品とは、遺伝情報を担うDNAやRNAなどの核酸を利用した医薬品です。従来の低分子医薬品や抗体医薬品では治療が難しかったがんや遺伝性疾患などに対する新たな治療手段となる可能性を持ち、「第3の医薬品」として期待されています。

現在、核酸医薬品の中核を担うのがsiRNAやアンチセンス核酸です。なかでもsiRNA医薬品は、標的とする遺伝子を比較的自由に選択でき、長期間にわたって遺伝子の発現を抑制できる点が特徴です。一方で、標的とした遺伝子以外の遺伝子まで意図せず抑制する「オフターゲット作用」が生じ、副作用につながる可能性があります。

この課題に対し、ANRisは東京大学で培われた「SNPD-siRNA」技術をコア技術として、siRNA医薬品を開発しています。この配列設計法は、一塩基変異を含むmRNAのみを選択的に抑制することが可能です。

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