クローズドループ地熱発電の事業化を目指す「GeoDreams」が資金調達
2026年9月8日、株式会社GeoDreamsは、資金調達を発表しました。
GeoDreamsは、2030年を目処にクローズドループ地熱発電の事業化を目指しています。
クローズドループ地熱発電は、地下に設置した密閉された配管に水を循環させ、地熱を回収して発電する方式です。
今回調達した資金は、主に以下の取り組みに活用する予定です。
・クローズドループ地熱発電技術の開発・実証
・地熱開発に必要な探査・掘削技術の開発・実証
・発電事業の実現に向けた開発体制の構築
・技術人材を中心とした採用および組織体制の強化
脱炭素化と有限な化石資源への依存からの脱却に向け、再生可能エネルギーの導入拡大が求められています。なかでも日本は世界有数の地熱資源量を有していますが、地熱発電の導入は十分に進んでいません。
その背景には、地下資源の調査・掘削・発電設備の建設に多額の初期投資が必要なことに加え、地下資源の存在や性状を事前に把握しにくいこと、温泉事業者や地域住民との調整が必要となることなど、さまざまな課題があります。
こうした課題の解決に向け、GeoDreamsはクローズドループ地熱発電の事業化を目指しています。
従来の地熱発電では、地下の熱水や蒸気を汲み上げて利用するため、熱に加えて水や地下の透水性も必要となります。一方、クローズドループ方式では、地下に密閉した配管を設置し、配管内の熱媒体を循環させて地下の熱を回収します。これにより、温泉資源に直接触れることなく地熱を利用できる可能性があります。またGeoDreamsは、この方式の事業化に加え、岩盤を迅速かつ低コストで掘削する独自技術や、高精度な地下探査技術の開発にも取り組んでいます。
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