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補助金・助成金:「令和5年度さけ増殖資材緊急開発事業の公募について」

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2023年11月20日~2023年12月05日
運営組織

水産庁
内容

さけ・ます類は、国民の需要が高く、北日本の水産業において極めて重要な水産資源ですが、その資源造成については人工ふ化放流事業が必要不可欠です。
近年のさけ不漁の影響を受け、さけ水揚げ金額の一部で運営しているふ化放流事業の収入は減少しているのに加えて、資材高騰等により、さけ放流用種苗の育成に必要な配合飼料等の価格は上昇しています。
このため、本事業では、さけふ化放流の効率化を図るための飼料の開発、飼料効率や稚魚の生育効果を検証・普及することを目的として実施します。

公募期間:令和5年11月20日(月曜日)~令和5年12月5日(火曜日)午後5時

助成率テキスト

【応募資格】
本事業への応募は、民間団体等とするほか、複数の民間団体等が本事業の実施のために組織した任意団体による提案も可とします。この場合、本事業を実施すること等について、構成する全ての団体の同意を得た規約書若しくは構成する全ての団体が交わした協定書、又は構成する全ての団体間での契約締結書等を予め作成し、当該団体を代表する機関を定める必要があります。
なお、いずれの応募形態であっても民間団体等が次の全ての要件を満たすものとします。
(1) 本事業を行う意思及び具体的計画を有し、かつ、事業を的確に実施できる能力を有する団体であること。
(2) 本事業に係る経理及びその他の事務について、適切な管理体制及び処理能力を有する
団体であって、定款、役員名簿、団体の事業計画書・報告書・収支決算書等を備えているものであること。
(3) 日本国内に所在し、本事業全体及び交付された補助金の適正な執行に関し、責任を負
うことができる団体であること。
(4) 本事業により得られた成果について、その利用を制限せず、公益の利用に供することを認めること。
(5) 法人等の役員等の代表が暴力団員でないこと。

【補助対象経費】
・事業内容
さけ増殖資材緊急開発事業
・事業対象地域
北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、秋田県、山形県、新潟県及び富山県
・補助対象経費の範囲
飼料費、添加物費用、賃金、消耗品費、その他
・補助率
1/2 以内
・補助金額
総額99,992千円以内
助成限度額上限(万円)

9999万円
この補助金・助成金のポイント

サケ不漁の課題解決に貢献するチャンスです!

日本では、孵化放流技術の向上により、1970年代半ば以降、サケの漁獲量は増加傾向にありました。しかし、2000年代後半以降は減少傾向にあります。

2021年には、サケは約5.4万トンと過去最低レベルの漁獲量となりました。とくに北海道については、全体では2020年を上回る漁獲量であったものの、えりも以西・本州太平洋側では過去最低の漁獲だった2020年の約3割と非常に厳しい漁獲量となりました。

サケの資源量を増加させるには、人工孵化放流が欠かせません。そして孵化放流事業はサケの水揚げ金額の一部で運営されているのですが、近年の続く不漁によって厳しい状況にあるほか、資材高騰などによって飼料価格が上昇するといった問題にも直面しています。

「さけ増殖資材緊急開発事業」は、こうした課題を解決するため、サケ孵化放流の効率化を図るための飼料の開発、飼料効率や稚魚の生育効果を検証・普及することを目的として実施するものです。
詳細URL

令和5年度さけ増殖資材緊急開発事業の公募について

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