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補助金・助成金:「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に係る2023年度第2回公募について

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2023年03月07日~2023年04月05日
運営組織

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
内容

水素社会の実現に向けては、様々な需要に対応する水素サプライチェーンを構築することが極めて重要である。水素サプライチェーンの構築に向けては、更なる技術革新を通じた水素コスト低減を図る必要があることに加え、新たな技術や用途での実装に際して、安全性を検証しつつ、規制等の整備及び合理化を図ることも求められる。本制度では、水素サプライチェーン構築に際して必要な要素技術開発に加え、規制整備や国際標準化のために必要なデータ取得等を支援することを目的とする。

公募期間:2023年3月7日(火)~2023年4月5日(水)正午

説明会
開催日時:2023年3月10日(金)11時00分~正午
開催方法:オンライン開催
説明会申込期限:2023年3月9日(木)13時00分

助成率テキスト

研究開発項目Ⅰ:「大規模水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
(委託事業、助成事業[助成率 2/3以内])
水素サプライチェーンの構築のために必要となる、水素等運搬船や国内受け入れ
基地等の大規模海上輸送機器、水素発電等に関する各種機器の大型化・多様化・高
効率化に資する技術開発を実施する。加えて、材料の信頼性評価手法の確立や技術
基準・安全基準の策定に資する研究開発を支援する。

研究開発項目Ⅱ:「需要地水素サプライチェーンの構築に係る技術開発」
(委託事業、助成事業[助成率 2/3以内])
需要地での水素供給コストの低減のため、水素製造装置や圧縮機、液化器、パイ
プライン、ローリー、トレーラー等の個々の需要地での水素サプライチェーンの構
築に必要となる各種機器の技術開発を実施する。加えて、水素製造装置の高圧化対
応等を図るための技術基準の検討・評価及び水素パイプラインにおける安全性評価
に係る技術基準の作成に資する取組を行う。

研究開発項目Ⅲ:「水素ステーションの低コスト化・高度化に係る技術開発」
(委託事業、助成事業[助成率 2/3以内])
水素ステーションの低コスト化、高度化に資する水素貯蔵設備、圧縮機、蓄圧機、
プレクーラー、ディスペンサー等の技術開発を実施する。国際標準・基準に関する
活動に継続して取り組む。加えて、航空機・船舶等への多用途適用を図る。
この補助金・助成金のポイント

水素社会実現のための野心的な取り組みを支援します。

水素は水などのさまざまな資源から取り出すことができ、さらに燃やしてもCO2(二酸化炭素)を排出しないため、次世代のエネルギーとして注目されています。

一方で水素は輸送・貯蔵が難しいことが普及の課題となっています。

水素は通常時は気体であるため、効率的に運ぶには圧縮するか冷却して液体水素にして輸送する必要があります。

一方で液体水素にするにはマイナス253度という極低温が必要となるほか、圧縮するにしても水素は金属を劣化させるという性質を持っているため、タンクに特別な金属を使用しなくてはならず、コストがかかることが課題となっています。

今回の制度は、水素サプライチェーン構築に必要な要素技術開発や、規制整備や国際標準化のために必要なデータ取得を支援するものです。
詳細URL

「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に係る2023年度第2回公募について

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