ホーム > 教えて先生!Q&A > 補助金や助成金を受けるのは大変ですか?
資金調達・会計

補助金や助成金を受けるのは大変ですか?

大変かどうかは、その人の事業体系やバックグラウンド、時間的余裕により異なってくるので、一概には言えません。

ただ、補助金や助成金を受け取るには、広く存在し制度も複雑な補助金の中で、自分のビジネスに適す制度を見つけ出し、申請書を提出し、受け取るということが必要です。以下に補助金や助成金を受け取るまでの大まかな流れを説明します。実際に大変なのか、そうではないのかを見ていきましょう。

助成金や補助金を受けるためにはどんな種類があるのか、どれくらい受け取れるのかなどを知らなければなりません。時期としては、毎年、4月に募集を開始することから、2月・3月あたりが助成金・補助金の最新情報の収集最も適した時期といえます。地域によっては、独自の補助金・助成金がある場合があります。また、制度によっては年度が変わるか、予算がなくなり終了することがあります。そのため、これらの制度は頻繁に変更されるので、Web等で調べることが大切です。

次に、申請についてです。助成金や補助金には事前に申請が必要なことが一般的ですが、申請期間は数週間~数ヶ月と短く限られている場合が多いです。もし、狙いの補助金や助成金があるなら、その間に申請用紙や事業計画書などの添付書類を提出しなければなりません。これらの書類はすぐには完成できないので、申請したい補助金・助成金の存在を知った時点で早めの準備をすることが重要です。

また、申請したい助成金・補助金があっても受給要件を満たしていなければ、受給の対象にはなりません。そのため、受給要件を満たして起業できるのかの確認も必要です。

上記の通り、情報収集をしたり、提出書類を創業期の忙しい時期に作成するのは大変かもしれません。ただ、近道として税理士や社会保険労務士などに相談するという手もあります。そうすれば、大変さも軽減されるのではないのでしょうか。

関連記事はこちら

返済不要!補助金・助成金制度 利用のいろは

カテゴリ 資金調達・会計
関連タグ 事業 制度 創業 助成金 申請 補助金 起業
上記をはじめ経営に役立つ情報の詳細は、累計200万部突破の「創業手帳」に記載があります。今月号を無料で差し上げています。
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

この記事を読んでいる方に編集部からおすすめ

起業スタイルに合わせて無料で最適な税理士をご紹介します。

起業すれば必ず必要になるビジネスパートナーが税理士ですが、玉石混交ともいえる税理士の中から自分の身近なネットワークだけで最適な税理士を見つけるのは困難です。創業手帳ではコスト重視、業種・業界専門特化、マルチタイプ専門など、事業のフェーズに合わせて無料で税理士をご紹介させていただきます。