開業手帳2015年8月31日
葬祭業の開業手帳
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- 葬祭業というと地域によってその様式も変わってくる為、より近隣の地域性に配慮した専門の知識が求められます。また、宗教によってもその様式は変わってくる為に祭具もある一定の種類を用意する必要があります。
- 自宅での葬儀や斎場の利用方法等は事前にご遺族の方と話し合うか、または、此方からご遺族の方に提案をするという形になるのでしっかりとした知識や礼節は事前に蓄えておかなければなりません。
- 葬祭業を始めようと思った時には特に特別な手続きや許可などは必要ありませんが、もし、霊柩車を利用しようと思った時には貨物自動車運送事業法を順守する事となります。
こちらの申請は陸運局に届け出を出すこととなるのでしっかりと準備をしておかなければなりません。また、どれほどの需要があるかという事は地域の人口や高齢者の割合などを考慮して事前に調査をしておく必要があります。同業者の割合や大手企業の参入度合いなども考慮に入れなければなりません。
- 更に同業者の仕事を把握して自社独自のサービスを行う事も大切になってきます。葬祭ということで、基本的な形式としてあまり差異は出ませんが、よりご遺族にとって良い葬儀となるように心がける事によって他との差別化を図る事がとても重要になってきます。
1.開業に必要な手続き
斎場は価格の設定なども大きく関わってくるので、こちらも他の同業者をしっかりとリサーチしておく必要があります。
地域密着
地域に密着する施設になる為に、出来るだけ同業者のいない地域に斎場を設ける事が大切です。大体の目安としては人口3万人が住む範囲に一件程度が適切です。
空間の確保
遠方からの参列者のために出来るだけインフラの整った場所を選んだり、建物もシンプルに、内装もできるだけリラックス出来る、ゆったりとした空間を意識して人が入って窮屈と感じない程度の広さは確保しておく必要があります。
2.開業にあたっての留意点・準備
人材育成
スタッフもしっかりと教養のある人物を輩出する為に、葬祭ディレクターなどの資格取得を推奨したりなど人材を自社で育ていくことも大切です。
地域との連動
地域の電話帳に掲載すること等紙媒体での広告はもちろんですが、信用というものが需要な職種である為、該当地域への募金や町内行事への積極的な参加などを通して、できるだけ円滑なコミュニケーションをはかれるように日々の運営には力を入れなければなりません。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中