起業直後でも口座開設が可能なネット銀行3つのメリット

口座開設は早くてカンタン、24時間 振込・決済できて手数料も安い「ネット銀行」のメリットを、「PayPay銀行」に聞きました。

青島氏01

取材協力:PayPay銀行 青島洋輔氏

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起業直後に銀行口座開設は難しい!?

会社をつくり、正式な登記が終わったら(または登記の前でも)銀行口座を開設する必要がある。

しかし、起業・開業直後の創業期の企業は、銀行口座の開設が難しい。実績も無く、信用力が低いためだ。また、法人名義の口座を悪用した投資勧誘詐欺の横行なども原因といわれている。

実際に都市銀行などで口座開設をしようとすると、支店へ何度も訪問する必要があり、ホームページや会社案内、賃貸不動産の契約書など様々な資料が必要となる。

「そこで”ネット銀行”という選択肢があるのです。」とPayPay銀行の青島洋輔氏は話す。「都市銀行の場合、銀行口座をつくる際は店頭に行き様々な手続きをする必要があります。時間もかかるので、お忙しい創業者には少し辛いかと思います。ネット銀行であれば、ネットと必要書類の郵送だけで口座を開設できるので便利です。」

今回は、創業者の口座開設にあたって便利なネット銀行を紹介しよう。

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法人がネット銀行を利用する3つのメリット

そもそも「ネット銀行」とは何なのか。「ネット銀行」とは、名前の通りインターネット上にある銀行のことだ。実店舗をもたず、インターネット上に存在している。

そのため、店舗を運営する費用がかからず、高い利息や安い手数料をお客さまに提供することができる。

法人がネット銀行を利用すると、開設時だけでなく、運用においても様々なメリットがあるようだ。大きく3つのメリットあるという。

ネット銀行 3つのメリット
  • ネット銀行のメリット① 24時間、振込や決済がネットでできる
  • ネット銀行のメリット② 手数料の安さ
  • ネット銀行のメリット③ 安心のセキュリティ対策


1. ネット銀行なら、24時間、振込や決済がネットでできる

ネット銀行の第一のメリットは、いつでも、どこからでも、インターネットが使える環境であるなら利用できる「使いやすさ」にある。

“ネット銀行”だからこそ、土日を含め24時間、入出金や決済が可能だ。もちろん、お金をひきだす時などは、ゆうちょ銀行やコンビニなど身近なATMを利用することもできる。その場合は無料で発行されているキャッシュカードを用いる。

2. ネット銀行なら、安い振込み手数料で経費節減

第二に、手数料が安い点もメリットだ。

例えば、PayPay銀行などの「ネット専業の銀行」は街中に店舗がない。そのためコストが抑えられ、利用者への還元度が高くなっている。

例えば、大手都市銀行では440~770円ほどかかる手数料が、PayPay銀行の場合、最大275円しかかからない(どちらも、振込金額が3万円以上 / インターネットバンキング / 他の金融機関宛の振込の場合)。明らかに安い。


3. 安心のセキュリティ対策で、ネット銀行でも安心

心配なのはネット特有のセキュリティの問題。だが、青島氏は「ネット銀行では安心して銀行口座を使っていただくため、セキュリティを重視して様々な工夫をしている」という。

PayPay銀行では、独自の取り組みとして、「ワンタイムパスワード」を2006年から全ユーザーに無料で導入している。振込など資金を移動する取引やパスワード変更などの重要な手続きの際に利用する。

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今回、取材に協力いただいたPayPay銀行の3つの特徴がある。

一つ目は、便利な振込サービスだ。WEB総振や指定日振込など、便利な振込サービスを多数そろえている。

二つ目は、Visaデビットカードがつくれることだ。審査なしでVisaのデビットカードがつくれるこのサービスは人気だという。

三つ目は、安心保証システムだ。「トークン」だけでなく、振込の権限を分けられる機能や万が一のときの保証金など安心な設計となっている。


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※2021年4月5日、ジャパンネット銀行は「PayPay銀行」へ社名を変更します。

(取材協力:PayPay銀行株式会社
(編集:創業手帳編集部)

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