顧客に注目されるために!ランサーズを使って、新しいコンテンツを立ち上げてみた!
リソースが足りない?それならランサーズで頼もう!
(2015/09/14更新)
創業時に困ることの第2位は『顧客・販路の開拓』ということをご存知でしょうか。
顧客や販路の開拓を行うには、まず自分たちの会社のことやサービスについて知ってもらう必要があります。
どんなに素晴らしいサービスを作っていても、顧客に知ってもらわないと売れません。
そのため、課題を抱えている顧客に対して積極的に役立つ情報を発信し、自社のことを知ってもらうマーケティング方法が最近注目されています。
創業手帳Webでも、情報発信の内容を増やしてみました。
この記事の目次
『Q&Aコーナー』を立ち上げることになりました
悩みや課題を抱える見込み客や顧客に価値のある情報を提供し続けることで、興味・関心を惹き、自社のことを知ってもらい、結果として利益につなげる「コンテンツマーケティング」というものが最近注目されています。
創業手帳でも、サイトの立ち上げ当初から創業者に役立つ情報を発信してコンテンツマーケティングを実践してきましたが、立ち上げから1年以上が経ち、これを機にさらなる強化を図ろうと新たなコンテンツを増やすことになりました。
やはりより多くの起業家の方に創業手帳Webを見ていただきたいですし、魅力的なコンテンツを持っていると営業もしやすくなりますからね。
そこで、社内会議で継続的に訪問したくなるコンテンツは何かを話し合い、その結果「Q&Aコーナー」を立ち上げることに。
でも、この「Q&Aコーナー」を継続的に運用するとなると、いくつかの問題が出てきてしまったんです。
- 記事を作成する時間がない
- 継続的にやるためには仕組みが必要
- 「Q&Aコーナー」すべてをプロダクションに委託するほど予算を割けない
要するに、社内の人間だけでは人手が足りない!!!
- こんな条件でやってくれる人はいないものか?
-
- 「Q&Aコーナー」の一部分を低価格で書いてくれる
- 質の高い記事が書ける
- 依頼に手間と時間がかからないで簡単、気軽
こんな条件で探していたところ、スタートアップ企業が最近よく利用しているというサービスに「ランサーズ」があるという。
試しに利用してみることにしました。
「ランサーズ」とは?
ランサーズは、実績とスキルのあるプロフェッショナルと企業をマッチングする日本最大のクラウドソーシングサービスです。
そもそもクラウドソーシングって何? という方のために説明をすると、クラウドソーシングとは「インターネットを通じてフリーランスの働き手と企業などの依頼者をつなぐ最近流行りの仕事依頼方法」。
つまり、すぐに事業を拡大したい創業者にとって、非常に使い勝手の良いサービスなのです。
今回、創業手帳が数あるクラウドソーシングの中からランサーズに目を付けたのは、仕事依頼数が業界ナンバー1で、さらに初心者でも簡単に依頼できると評判だったからです。
ということで、実際に記事のライティングをお願いしてみました。
仕事の依頼が簡単
ログイン後、早速仕事を依頼することに。ここからは、実際の依頼画面をもとにその手順をレポートします!
STEP1. 依頼したい「カテゴリ」を選ぶ
ライティングとひと言で言っても、その内容はさまざま。依頼画面には、Webサイトコンテンツ、DM・メルマガ、シナリオ・脚本・小説、インタビュー・取材など、さまざまなカテゴリが用意されています。
今回は、「Q&Aコーナー」の中の1記事を作成してもらうという趣旨だったので「記事作成・ブログ・体験談」を選択。
STEP2. 依頼したい「仕事方式」を選ぶ
ランサーズには、「プロジェクト方式」「コンペ方式」「タスク方式」「直接依頼」の4種類の依頼方法があります。
プロジェクト方式は、募集案件に対してランサー(ランサーズでは働き手のことをこう呼ぶ)が過去の制作物や実績、見積もりなどを提示して自己PRをし、その上で作業者が決定するという方式。
就活生がエントリーシートを提出し、それをもとに採用者が決定される仕組みと同じと言えますね。
コンペ方式は、ロゴ作成などでよく使われる依頼方法です(今回の案件では選択不可)。
タスク方式は単純作業を手軽に依頼できる方法で、テキスト入力やデータ収集、テープ・文字起こし、口コミ投稿、アンケートなどに向いているそう。
そして、直接依頼は依頼主が特定のランサーに向けて依頼するという方法です。
今回は、この4つの中からライティングの分野でよく使われているという「プロジェクト方式」を選択することにしました。
STEP3. 依頼内容を入力する
ランサーズはインターネットを介して(と言うよりインターネットのみで)マッチングが行われるサービスなので、相手が見えない分、どれだけ仕事依頼を詳細に書けるかということがポイントになってきます。
なので、記事の趣旨、仕事の流れ、依頼案件の文字数、文体、他サイトからのコピー厳禁など、思いつく限りの条件を書いてみました。
そして最後に募集の締め切りを記載する欄があったのですが、その隣には「5日以内だと提案が早く集まります!」の文言が。
短期勝負にした方がランサーさんたちから受けがいいのでしょうか。
STEP4. 支払い方式や目安などを入力する
ここでは支払い方式や予算の目安、希望納期を記載します。
ランサーズには時間制と固定報酬の2つの支払い方式があり、その名の通り時間制は時給で、固定報酬はあらかじめ決められた報酬がランサーに支払われます。
また、今回は選択しませんでしたが、ランサーズには「1つ1つの案件により応募が集まるように」と多彩なオプション機能が用意されています。
STEP5. 仕事の依頼完了
ここまででひとまず仕事の依頼が完了。この段階で依頼内容に関連したスキルや実績を持つランサーを「おすすめのランサー」として紹介してくれるので、気になるランサーがいれば招待するのが良さそう。
招待すれば該当ランサーにメールで通知されるので、忙しくて最近ログインしていないというランサーにも案件の存在を知らせることができます。
しかもこんなに便利で魅力的なサービスを利用しても、ランサーへの支払い以外に費用はかからないらしいのです。
結果は……
依頼から5日間という短期間で3件のご応募をいただきました。
さて、今回選ばせていただいたのは認定ランサーのsoramame25さん。
我々創業手帳がこの方を選んだのは、経歴や実績が詳細に書かれた提案内容を拝見して、この人だったら絶対にいい記事を書いてくれるはず! と思ったからです。
soramame25さんが認定ランサーだったのも、今回選ばせていただいた理由の1つでした。
認定ランサーというのは、ランサーズが定める基準をすべて満たしたランサーのことで、下の5つの条件が基本になっているそう。
ユーザー名の横に表示されている光り輝くゴールドマークを見てしまったら、思わずお願いしたくなりますよね。
新コンテンツの立ち上げにランサーズ
今回初めてランサーズを利用した私ですが、想像以上のクオリティと納品までの早さにただただ驚くばかりです。
丁寧な対応で、かつ納期も守ってくださいましたし、それどころかこちらが説明不足な部分を逆に質問していただき、すぐにご対応いただいたのでとてもやりやすかったです。
しかも納品いただいた記事は5記事とも本当に手を加えずに掲載でき、質も非常に高い。
これは言うことなし! ということで、依頼時に宣言した通り、ランサーズから継続して依頼させていただきました。
■法人の登記簿謄本には、「現在事項全部証明書」、「履歴事項全部証明書」があると聞きましたが、これらの違いとは?
■取締役改選があった株主総会後の取締役会の招集権者及び議長は、改選前の招集権者及び議長ですか?
■社名は変更していませんが、代表取締役を変更しました。この場合、会社の銀行口座「株式会社■■▲▲ 代表取締役○○△△」の名義変更は必要ですか?また、必要な場合は?
今回ランサーズを利用して良かったことを挙げるなら、やはりこの3つでしょうね。
- まとめ
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- 簡単に依頼できる
- 制作会社や編集プロダクションに依頼するより気軽で安い
- プロジェクト方式で要望に応えてもらえ、継続的にも依頼できる
ランサーズの仕組みは、コンテンツマーケティングに取り組みたいのに社内の人間だけでは人手不足だと思っている方や、手間をかけずに優秀なライターを見つけたい方、予算がネックになっている方などに向いているのではないでしょうか。
今回は依頼して募集が集まるまでに5日間、納品まで3日〜5日程度しかかからなかったので、企画さえ決まっていれば10日間くらいで立ちあげができると感じました。スピード重視の方にもオススメのサービスですね。
まだまだ創業手帳Webの「Q&Aコーナー」の執筆は大量に残っているので、それらはもちろんランサーズ経由でお願いする予定です!
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(編集:創業手帳編集部)
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