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「SDFキャピタル」のスタートアップ・デットファンドがセカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を展開する「Sanu」に融資実行

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2023年3月31日、SDFキャピタル株式会社は、運営するスタートアップ・デットファンドを通じ、株式会社Sanuに融資実行したことを発表しました。

Sanuは、セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を展開しています。

首都圏から片道2~3時間程度の場所にある自然の豊かな土地の別荘を利用する権利を月額定額で提供するサービスです。

2023年3月時点で、9拠点53室を運営しています。


これまで、住宅は購入か賃貸かの2択しかありませんでしたが、最近ではサブスクリプションサービスという新しい選択肢が登場しています。

サブスクリプション型の住宅は、全国にある拠点に定額で住み放題となれるというビジネスモデルを展開し、住まいに縛られない生き方を実現しています。

Sanuが展開するのは、別荘(セカンドハウス)に特化したサブスクリプションサービスです。

とくに都市部に住む人の利用を想定しており、都市と地方の2拠点・多拠点生活を実現するサービスとして設計されています。

2拠点生活とは、都市部と地方部の両方に住むことで、仕事や趣味、家族や友人など、さまざまな価値観や関係性を持つことです。コロナ禍によるテレワークの普及で、2拠点生活に注目が集まっています。

テレワークでは、自宅やカフェなどの場所から仕事をすることができるため、都市部に拘束される必要がありません。そのため、自然豊かな地方でリフレッシュしたり、地域の人々と交流したりすることができます。

また、2拠点生活は地方における関係人口創出のためにも注目されています。

関係人口とは、観光以上・定住未満の地域に関わる人びとのことです。

これまでの地方創生では移住者の獲得に主眼が置かれていましたが、移住者獲得は他の地方との移住者の奪い合いになってしまうこと、移住者獲得はハードルが高いことなどの課題から、近年の地方創生は関係人口の創出へと目標が変化しています。

生活には住居が必要ですが、起業にはオフィスが必要です。創業期はコストとフットワークの面からシェアオフィスやコワーキングスペースを利用する起業家が増えています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、賃貸オフィスや、シェアオフィス、コワーキングスペースなどを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

カテゴリ 有望企業
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