サービス業向けホームページマーケティングの始め方。戦略・考え方や打ち手の一覧
サービス業のWebマーケティングは更新しやすいホームページ制作から。ホームページ集客のポイントは?
サービス業を始めようという方の一番のお悩みは、やはり集客でしょう。特に、サービス業を立ち上げてから事業が軌道に乗るまでは、集客次第で顧客の数が大きく左右されることになります。
そこで考えたいのが、ホームページを有効活用したマーケティングです。しかし、「ホームページでマーケティングするとはいっても、何から始めたら良いのかわからない」という方も少なくないでしょう。
本記事では、ホームページがサービス業のマーケティングに必要な理由や、ホームページを含めたWebマーケティングのさまざまな施策の一覧、ホームページマーケティングの戦略・戦術の考え方などをまとめてご紹介します。
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この記事の目次
ホームページがサービス業のWebマーケティングに必須な理由
ホームページはサービス業のWebマーケティングに必須です。
現代において、サービス業の顧客はまず検索することからサービスを探すことがほとんどです。例えば、神奈川県横浜市で定食屋を探している顧客であれば、「横浜市 おすすめ 定食屋」などと検索するでしょう。GoogleやYahoo!などの検索サイトでそのように検索した際に、自社のホームページが表示されれば、「ここ美味しそう」などと顧客に思ってもらえるかもしれません。その結果として、来店するのです。
もちろん、常連になった顧客がホームページを見ることはないかもしれませんが、顧客との最初の接点として、ホームページは重要です。ホームページがなければ、存在しないのと同じようなものです。
サービス業のWebマーケティングの考え方・始め方
サービス業において、実施できるWebマーケティング施策の種類はさまざまです。以下では、それぞれのマーケティング施策の特徴やポイントをお伝えします。
ホームページ運用
サービス業のWebマーケティング施策において外せないのは、ホームページ運用です。Webマーケティング施策を始めるなら、まずはホームページ運用から始めるのが良いでしょう。
ホームページがあれば、自社商品・サービスの特徴を詳しく記載したり、写真や動画を載せたりできます。そうすることで、顧客に深く自社のことを理解してもらえます。
また、ホームページを継続的に更新していくことで、検索したときに自社ホームページが出てきやすくなります。後述するWeb広告もホームページがないとできないものが多いので、ホームページ運用は欠かせません。
SEO
SEOとは検索エンジン最適化という意味の言葉で、ホームページ運用をするなら欠かせないWebマーケティング施策です。
ホームページを作成し、インターネット上にアップロードしただけでは、顧客はそのホームページにたどり着けません。店舗で宣伝したところで、すでにサービスを知っている顧客にアピールするだけです。
ホームページはまだ商品・サービスのことを知らない潜在的な顧客にアピールするために作るものです。その潜在顧客がホームページにたどり着けるようにするには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社ホームページが検索結果の上位に表示されるようにしなければなりません。そのための対策を、SEO(または、SEO対策)と呼びます。
Web広告
Web広告も有効なWebマーケティング手段です。Web広告は一般的に、Google検索やYahoo!検索などに広告を出稿することで、自社ホームページにきてもらうようにします。また、SNS広告であれば、自社のSNSアカウントを表示させるようにします。
これらのWeb広告は、自社のホームページが検索エンジンで上位表示されていない段階でも自社ホームページに顧客を呼び込むことができるというメリットがあります。しかしながら、Web広告はそれなりにコストがかかるため、予算に余裕がなければ手を出せません。
SNSマーケティング
ホームページを作成することの優先順位が高いものの、ホームページ運用とあわせて実施しておきたいのが、SNSマーケティングです。SNSとは、TwitterやInstagram、TikTokなどのことです。これらのSNS上にアカウントを作成し、文章や画像、動画などのコンテンツを作成して投稿することで、自社商品・サービスの認知を拡大することを、SNSマーケティングと呼びます。
SNSからホームページに集客することもできます。SNSアカウントの開設は無料でできることもあり、ぜひホームページ運用と一緒に始めたいところです。
動画マーケティング
ホームページ運用やSNSマーケティングの先に、余裕があれば検討しておきたいのが、動画マーケティングです。YouTubeやTikTokなどの動画を掲載できるSNSに魅力的な動画をアップロードすることで、認知を拡大するWebマーケティング手法です。
YouTubeは現在、国内でも最大級のユーザー数を誇ります。気軽に動画を投稿してみるだけで、思わぬ反響がある可能性もあります。継続的に更新できる体制が整備できるなら、検討してみたい施策です。
サービス業のホームページのマーケティング戦略・戦術
サービス業のWebマーケティングにおいて、ホームページ運用は欠かせません。ただし、闇雲に運用すれば成果が出るわけでもありません。以下、サービス業におけるホームページ運用戦略・戦術についてご説明します。
ターゲットを明確にし、それを意識してデザイン・コンテンツを作る
ホームページ作成においても、商品・サービスを作る場合と同様、ターゲットを明確にすることは重要です。女性がターゲットなのであれば、デザインも可愛らしいものでなければならないでしょうし、記事の内容も女性に役立つような記事にしなければならないでしょう。
デザインにこだわるだけの予算がないのであれば、せめて記事の内容だけは顧客に役立つようにするなど、工夫が必要になります。
できる限りさまざまな流入口を作る
ホームページのマーケティングを考える際に重要なのが、潜在顧客がどこからホームページにやってくるか、ということです。
SEOがうまくいっていない場合には、そもそもどこからもやってくることができないかもしれません。その場合には、SNSアカウントを作って、SNSからホームページにきてもらうための施策を考える必要があります。SNSに労力を注げない場合には、そもそもホームページを検索したときに表示させるために、SEOに注力する必要があります。
このように、ホームページにどこからやってくるのか、考えて設計しなければなりません。
SEOを意識してコンテンツを作る
ホームページは作成して終わりではありません。その後、SEOを意識して継続的にコンテンツを投稿し続けなければ、ホームページはどんどん検索にひっかからなくなっていきます。
また、単に投稿し続ければ検索エンジンに表示されやすくなる、というわけでもないので注意です。きちんとSEOを意識してコンテンツを投稿しなければ、逆に検索エンジンでより下位に表示されるようになっていきます。
そのため、SEOを意識したコンテンツ制作に強いホームページを制作するか、SEOに強いツールを使う、あるいはSEOを意識したコンテンツを制作していく必要があります。
予算があるなら、Web広告も使う
予算に余裕があるなら、Web広告を活用することも検討したいところです。Web広告を利用すれば、ホームページを制作したばかりで検索エンジンに自社のホームページが表示されにくい場合でも、自社のホームページを顧客に表示させやすくなります。
しかし、Web広告はお金がかかるため、長期的にはSEOを重視した方が良いでしょう。SEOで自社ホームページを検索エンジンで上位表示させることができれば、お金をかけずに宣伝できるからです。
更新しやすいCMSを使う
ホームページ運用を気長に続けていくためには、更新しやすいツールを使うことが不可欠です。CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使えば、ITにそこまで詳しくなく、プログラミングがわからない人であっても、ホームページの更新が簡単になります。そのため、多くの人が、CMSを使ってホームページを作っています。
CMSの代表的なものは、ワードプレスです。多くの人がワードプレスでホームページを作っています。
画像・動画も意識する
できれば、画像・動画でのマーケティングも考えていきたいところです。特にビジュアルが重要になる飲食店などのビジネスでは、画像をInstagramに投稿したり、お店の雰囲気がわかるような動画をYouTubeに投稿したりすることで、顧客から見つけてもらえるチャンスが増えることでしょう。
資料請求・購入などにつなげることを意識する
顧客にホームページやSNSを見つけてもらったら、そこから実際の商品購入、その手前の資料請求までつなげなければなりません。ホームページやSNSに店舗の情報を詳細に記載し、顧客に実際の購買行動までの案内をしてあげましょう。そうすることで、顧客を取り逃すことが少なくなります。
ホームページマーケティングならCMSツールのA-BiSU
サービス業でホームページを使ってマーケティングをしたい方におすすめしたいのが、Webマーケティングをオールインワンで実現できる次世代型CMS「A-BiSU(エビス)」です。
「A-BiSU」は、ノーコード(プログラミング不要)で簡単にホームページを編集・更新できるため、SEOに適しています。また、最新のテクノロジーを駆使した顧客対応管理やアクセス管理機能などもついているので、顧客を取り逃しません。
ぜひあなたも、「A-BiSU」を導入してみませんか。
ホームページマーケティングを始めましょう
以上、サービス業のホームページマーケティングについてご説明しました。
サービス業を始められる方にとっての関門は、最初の顧客に見つけてもらうことです。起業したばかりの頃はなかなか、顧客に自社の商品・サービスを認知してもらえないでしょう。
そこで欠かせないのが、ホームページを使ったマーケティングです。とはいえ、ホームページを制作し、更新し続けるのは手間もかかります。
おすすめなのは、「A-BiSU(エビス)」を使ってホームページを作ること。「A-BiSU」はSEOにもあらかじめ対応しているので、ホームページを検索エンジンで上位に表示されやすくなり、顧客に見つけてもらいやすくなります。ぜひあなたも、「A-BiSU」を使ってみませんか。
(監修:
株式会社ユニソンプラネット)
(編集: 創業手帳編集部)