会議が変われば会社が変わる!売り上げを飛躍的に伸ばす「すごい会議」の秘密とは。
あらゆる課題を解決する「会議」の力
(2017/11/30更新)
例えば、もし今まで指示待ちだった社員が社長と同じような志と行動力を持ち、彼らが会社のために、考え、動き、結果を出すようになったら「すごい」ですよね。そのような会社の課題を「会議」で解決している組織がいます。その名もズバリ!「一般社団法人 すごい会議」です。
今回は、そんな「すごい会議」の秘訣を、2011年からすごい会議に入門した、Be Blaze代表 永澤恵一氏にお話を伺いました。
会議をするうえで重要なことは「共有すること」
そうですね。やはり、最初は、社長の考え、ビジョンを伝えることだと思います。
社長の考えやビジョンが共有されていないと、会社の方向性がぶれ、目標が立てづらいですからね。
そして、重要なことはそれを続けることだと思います。
そうすることで方向性が定まってきて、会社としての一体感も出ると思います。
あとは、同じ言葉、共通言語を創り、新しい人材が入ってきても同じように語れることが必要です。
そして、販売組織を一日でも早く強化・創りだすようにすることができれば、販売組織が強くなって、売り上げもぐんぐん伸びていくと思います。
まずはアジェンダを創り、共有することですね。
アジェンダには、
①この会議を通して今日得たい成果はなにか
②今現在上手く行っていることはなにか
③解決したい価値ある課題とはなにか
が入っていると効果的です。
そうすることで、その会議で話し合うことの内容が明確になり、スムーズに会議を進めることができるので、会議をより効率化できます。
それとアジェンダを作り、共有していることで、意見も多くでて会議が活発になると思います。
効果的な会議を行うちょっとした秘訣は可視化すること
会議を行ったほうが効果的な場合もあれば、不要な場合もあると思います。
例えば、意思決定をする話し合いやチーム・組織による問題解決のための議論が必要な場合、会議は効果的です。
やはり、意思決定や問題解決をする時は、会議をしたほうがより多くの意見を反映できますし、問題の解決手段も出やすいです。
ですが、情報の共有やコメント交換だけの会議ならば不要ですね。それであれば、わざわざ会議を開かなくてもよいと思います。
すごい会議の秘密を少しだけ公開すると、発言は紙に書いてから発表する、ということです。
これにより、一度に全員の意見が、他の人の意見に左右されずに、短時間で手に入ります。たったこれだけでも成果は出ます。
シンプルなことですが、こうすることで会議をより効率化することができます。
創業後10年間単月赤字だった企業に対して、会議のアジェンダを創り、共有することと、会議の仕方を変えることをアドバイスしました。
この2点を変えるように伝えただけで、3ヶ月後には黒字になりました。
さらに、ある企業には、その管轄の部署だけでなく、他部署を交えた会議を開くようにアドバイスしました。
すると、その企業は部署を超えた連携が上手くいくようになり、業績が安定しました。
会議を有効活用すれば目標に近づける。
日本中の組織のトップ層:ミドル層:ボトム層2:6:2の最も比率の多いミドル層6割のパフォーマンスを最大化していきます。
最も比率の多いミドル層のパフォーマンスを最大にすることで、日本の経済にもいい影響を与えることができると考えています。
これから起業するにあたって、会議をすることは非常に重要だと思います。
会議を効果的に使って目標達成していきましょう。
(監修:Be Blaze 代表 永澤恵一)
(編集:創業手帳編集部)