インターネットバンキング「BizSTATION」を実際に使ってみた!
実際のBizSTATION使用感と特筆ポイントを経理担当者が解説します
(2020/08/26更新)
三菱UFJ銀行のインターネットバンキングBizSTATION。前回の記事では、企業が導入するメリットとその魅力、おトクに利用できるキャンペーンについてご紹介しました。ここでは、実際に創業手帳の経理担当者が1ヵ月使ってみてわかったことについて、リアルな声をお届けします。
※本キャンペーンについては終了致しました。他にも三菱UFJフィナンシャル・グループでは、起業家のための様々な支援を実施しています。詳しくはこちらをご確認ください。
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この記事の目次
初めてでも安心!インターネットバンキングBizSTATIONとは?
三菱UFJ銀行の展開する法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」は、インターネットを通じて簡単に銀行取引を行うことができるサービスです。まずは「BizSTATION」の基本サービスと、実際に利用している経理担当者による注目ポイントをご紹介しましょう。
残高照会・明細照会
残高照会は、複数の口座を選択することも可能。また照会結果の印刷や、CSV形式またはテキスト形式でダウンロードができるので、保存する場合などにも便利です。
明細照会は、前月の1日以降の任意の期間を指定する、必要に応じて全明細、支払明細、入金明細、振込入金明細の4つの切り口で照会することもできます。
振込・振替
さらに45営業日先までの振込・振替の予約ができるため、万が一の払い忘れなども心配ありません。振込手数料についても、「先方負担」を選べば、振込金額を自動的に差引計算するなど、便利な機能が満載です。
<経理担当者の注目POINT>
業務の隙間時間など、気づいたタイミングで振込・振替の予約をしておけば、期日ギリギリになって焦ることもなくなります。45営業日先までできるのもうれしいポイントでした。
税金・各種料金の払込
ペイジーマークのついた請求書・納付書による税金、公共料金、各種代金などの払込が、手数料無料で平日はもちろん、土日でも即時に完了できます。
<経理担当者の注目POINT>
最近は電話料金の他、税金や公共料金の支払いもオンライン対応(特にペイジー)のものが増えています。ペイジー対応の場合はオンラインですぐ振込ができますが、ペイジー対応していないと納付書を窓口に持って行って手続きをしなければなりません。そのため、ペイジー対応しているかどうかは私たち経理担当者にとって、実務の手間がかなり変わるので大きいポイントだと思います。
24時間サービス
当日付の振込・振替取引について、平日はもちろん土・日曜でも24時間承認ができ、即時取引を行えます。(※ご利用には別途お申し込みが必要)
<経理担当者の注目POINT>
創業手帳の場合、代表や営業から「これ急ぎで振込しておいて!」と急な請求書が回ってくることも…。そのため、24時時間対応がとても助かっています。
「BizSTATION」は追加サービスも充実
基本サービス以外にも、経理業務を効率化させるさまざまなサービスが用意されています。ただし、基本サービスご利用料金に加え、追加でお申し込みされたサービスごとに、「契約料金」「基本料金」「従量料金」がかかります。
振込送金 組戻し・訂正サービス
<経理担当者の注目POINT>
通常、銀行の窓口へ行って、用紙に記入して、銀行印を押して…、といった一連の作業に時間がかかります。しかし、本サービスを使ってパソコンから依頼することで、かなり作業時間が短縮しました。
総合/給与振込サービス
※「総合振込XMLサービス」はスタートアップパッケージキャンペーン対象外のため別途申込が必要です。
<経理担当者の注目POINT>
一定以上の従業員数がいる、振込件数が多い、といった企業の場合、この総合/給与振込サービス機能への加入は必須だと思います。通常、「追加サービス」で別途料金がかかりますが、「スタートアップパッケージ」に申し込むと2021年9月まで無料なので、かなりおトクです。(※本キャンペーンは終了致しました)
取引通知サービス
入出金データや振込入金データをまとめてダウンロードできるサービスです。各帳票の作成も効率よく、簡単に行えます。
<経理担当者の注目POINT>
帳票をEXCELなどの表計算ソフトで管理して会計ソフトと連携し、掛金の消込作業などを行っているため、作業が非常にスムーズになりました。
その他のサービス
その他にも、口座振替依頼や結果の照会、ダウンロードや再依頼もできる「口座振替サービス」や、振込完了をメールで「都度」「当日1回」「当日2回」「翌日1回」から選んでお知らせしてくれる「振込入金メール通知サービス」も用意されています。
また、外部サービス会社が提供するサービスとの連携が可能になる「APIサービス」、外為取引ができる「外為サービス」、為替予約ができる「FOREXサービス」、各種デリバティブ商品の残高と時価情報の確認のほか、為替リスクとリスクヘッジ状況を時系列で一元管理することができる「市場リスク管理サービス」、借入の取引ができる「融資サービス」といった、多種多彩なサービスも利用できます。
<経理担当者の注目POINT>
ネット銀行では、税金の支払いには対応していないケースもあります。
そのため、支払いに毎月窓口に行く必要がありますが、「APIサービス」に申し込むと、特別徴収地方税の振込がオンラインで完結。窓口に行く必要がなくなるため、大変便利です。
経理担当者が実感!「BizSTATION」の便利な機能ベスト3
実際に創業手帳の経理担当者が、法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」を利用してみて、便利さを感じたポイントは、どこにあったのでしょうか?
残高確認が記帳に行かずにすぐできる
インターネットバンキング「BizSTATION」は、オンライン環境にあれば、インターネットブラウザを使って銀行取引を行うことができます。
昨今の経営者や経理担当者は、幅広い業務を担当するケースも多く、記帳のために銀行へ行く時間を他の業務にあてたいと考える方も少なくないでしょう。またリモートワークが進む中、在宅で記帳業務の対応ができるのは大きなメリットのひとつです。
入金があるとメールで通知される
取引先によって、入金のタイミングはバラバラな場合がほとんど。件数が多ければ多いほど、その確認には時間や手間がかかります。しかし「BizSTATION」には、振込・入金があった場合にメールで通知してくれる「振込入金メール通知サービス」があるため、スムーズに確認することができます。
予約照会・取り消しができる
「BizSTATION」は経理担当者のために考えられた、かゆいところに手が届くサービスだった!
残高確認、振込、総合振込、入金確認といった基本的なサービス以外にも、使いやすさにこだわっているのが、「BizSTATION」の大きな魅力です。
最後に、実際に活用中である、創業手帳の経理担当者によると、
「月初めに前月末残高を見ることが多いので、残高確認をしたい場合に『当日残高』『前日残高』『前月末残高』と選択できるのが便利です。また、残高確認や、明細照会、振込予約完了の画面表示時など、印刷したいと思うような状況で、『このページを印刷する』ボタンが右上に出ています。経理担当者が『これあると便利だな!』と思う、かゆいところに手が届くような、ちょっとした機能が搭載されているところが、使いやすくて良かったです」と絶賛。
また、振込時に求められるワンタイムパスワードの使い方など、インターネットバンキングに慣れていないと操作に戸惑ってしまうような場面では、画像入りで操作方法が表示されるなど、インターネットが苦手な人にも、なるべく迷わないようにしておきたい、という細かい配慮を感じられたそうです。
まだインターネットバンキングを活用していない企業や、現在のサービスに不満を感じているという企業は、ぜひインターネットバンキング「BizSTATION」のご利用を検討してみては、いかがでしょうか?
※本キャンペーンについては終了致しました。他にも三菱UFJフィナンシャル・グループでは、起業家のための様々な支援を実施しています。詳しくはこちらをご確認ください。
(監修:
三菱UFJ銀行)
(編集: 創業手帳編集部)