ホーム > 教えて先生!Q&A > 会社に対するウェブ上の書き込みにどのように対処すればいい?
法律・労務

会社に対するウェブ上の書き込みにどのように対処すればいい?

ネットで会社に対して誹謗中傷する書き込みを見つけました。どのように対処したらよいですか?

この質問に答える専門家:鈴木謙吾法律事務所・弁護士 鈴木謙吾
中小企業法務を専門とし、約40社の中小企業の顧問弁護士を務め、IT、ベンチャー企業にも強い

suzukikengo (620x413)

ウェブ上では、匿名で手軽に投稿できるので自分が発信した情報が正確でなかったとしても気にせず書いてしまう人がたくさんいます。ウェブ上の書き込みは発信者が削除しない限り情報が長期間ウェブ上に残るので、会社の信用を守るためにも早めの対策が必要です。

まずこのような書き込みを見つけた場合は、すぐにプロバイダーへ書き込みの削除を依頼してください。多くのプロバイダーは柔軟に対応してくれます。

そして、会社に甚大な被害を与えるような悪質な書き込みであれば、書き込みをした人の情報を開示してもらうようプロバイダーに依頼し、損害賠償の請求など法的措置を検討します。ただし、発信者情報の開示は個人情報の問題があるため、プロバイダーが任意で第三者へ開示するのは難しい可能性があります。その場合は仮処分、訴訟提起をして開示を求めていくことになります。

いずれにせよ、放置しておくと会社の信用にかかわる問題が大きくなってしまうため、このような書き込みを見つけた場合は早急な対応が必要です。

amazonS3_cacheはこちら

a:3:{s:67:"//sogyotecho.jp/wp-content/uploads/2015/12/suzukikengo-620x4131.jpg";a:1:{s:9:"timestamp";i:1742901526;}s:75:"//sogyotecho.jp/wp-content/uploads/2015/12/suzukikengo-620x4131-300x200.jpg";a:1:{s:9:"timestamp";i:1742901526;}s:58:"//sogyotecho.jp/wp-content/uploads/2015/12/suzukikengo.jpg";a:1:{s:9:"timestamp";i:1742901526;}}

カテゴリ 法律・労務
関連タグ 弁護士 情報 法律
上記をはじめ経営に役立つ情報の詳細は、累計200万部突破の「創業手帳」に記載があります。今月号を無料で差し上げています。
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

この記事を読んでいる方に編集部からおすすめ

起業スタイルに合わせて無料で最適な税理士をご紹介します。

起業すれば必ず必要になるビジネスパートナーが税理士ですが、玉石混交ともいえる税理士の中から自分の身近なネットワークだけで最適な税理士を見つけるのは困難です。創業手帳ではコスト重視、業種・業界専門特化、マルチタイプ専門など、事業のフェーズに合わせて無料で税理士をご紹介させていただきます。