開業手帳2015年10月16日
中古自動車販売業の開業手帳
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- 中古車販売店は自動車メーカー系列の販売網が既に構築されています。
最近は独立して店舗をもつ古車販売業者も増えています。
今後は市場での競争が激化することが予想されます。 - 本来中古車販売業界は中小業者が主になって営業していましたが、ネット販売や大規模店、さらにFC形態での業務が多くなっています。
またその中には株式を発行する業者も出てくるなど、格差が際立ってきました。 - 今後の生き残りをかけて業者の中には買い取り専門店や同業者と提携して業務を行ったりするなど、その経営形態も大きく変わってきました。
さらに中古車の買い取り業者やオークションサイトなどと連携して、様々な方向へ展開するお店が増えてきています。 - 販売面については中古車の購入の時、特に車を見なくてもいいような消費者も多くなっています。
- 販売形態としては、中古車専業店、買い取り専門店、オートオークション業、個人売買仲介業といったものになります。
- 中古車販売店は自動車メーカー系列の販売網が既に構築されています。
1.開業する際に必要となる手続きについて
所轄警察署の公安委員会に対して古物営業法の許可申請を行ってください。
また通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請を法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。
さらに自動車の修理については、開業前に道路運送車両法の規定により、国土交通省の地方運輸支局整備課に申請して「自動車分解整備事業の認証」を受けてください。
2.開業する際の注意点、準備について
中古車販売店は、半径20~30㎞が商圏と言われています。
そのため地域性をよく考慮して商品構成を行ってください。
また商圏の中に競合店が多い時は、価格や品揃え、さらに品質やアフターサービスに力を入れてください。
買い取りの時は前の使用者の使用用状況などによって車の状態も変わってきますので、車は全て別個のものとして取り扱ってください。
そして車の状態をよく把握して、商品化できる費用の程度を判断する必要があります。
そのために経験も求められます。
車については検査や整備は当然ですが、クリーニングなども行って品質を維持することが大切です。
また中古車の魅力を維持しつつ、顧客に対して積極的にアピールする心構えも必要です。
利益を上げるためにはいかに品質のいい車種を仕入れることができるかになります。
そのため新車のディーラーとの関係の構築、さらにオークション会場などでの情報収集も必要です。
そして人気車種など顧客の好みにもバラツキが出てきますので、相場情報などの入手なども必要になってきます。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中