開業手帳2015年10月8日
パスタ専門店の開業手帳
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- パスタ専門店ではスパゲティがメニューの中心になりますが、日本には麺好き人も多い為、多くの人達から支持されています。
- パスタ専門店の新規参入が増えていますが、その要因の中に原価率の低さ(25%~35%程度)と利益率の高さがあります。
- 調理技法も簡単で、短期の研修でもある程度の技術を習得出来ます。その為、人件費の軽減も可能です。
- 最近はパスタ専門店も多様化の波にのまれてきています。その中には大手チェーンの参入なども多くあり、競争も激化してきています。
この記事の目次
1.開業に必要な手続き
飲食店を開業するためには、いくつかの届出が必要になります。
食品衛生法と食品衛生責任者
店舗所轄の保健所の食品衛生課に営業許可の申請を行う必要があります。食品衛生法の規定では各店舗に、食品衛生責 任者を1人置く必要があります。
食品衛生責任者は、調理師、栄養士、製菓衛生師などの資格が必要で、資格者不在の場合は、保健所が行っている食品衛生責任者講習会を受講すれば資格取得も可能です。
税務及び社会保険関係について
通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署へ開業手続き、また、法人の場合はそれぞれの事情により、健康保険・厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワーク、また、労災保険関係は労働基準監督署、そして、税金関連は所轄税務署、または、税務事務所に申請を行う。
深夜酒類提供飲食店営業の届出について
深夜の時間(午前0時から日の出前)に酒類販売を行う場合は、公安委員会に対して、「深夜酒類提供飲食店営業」を届出る事になります。
また、不明な点は地域の警察署・保安係に問い合わせとなります。
2.開業にあたっての留意点・準備
お店の独自性を売りにして開業出来ますが、最近はFCチェーンも多くなってきている為、代表的なものに「カプリチョーザ」、「洋麺屋ピエトロ」、「馬車道グループ」、「洋麺屋五右衛門」などがあります。
顧客層、メニューとの立地条件の関係性
対象となる顧客層、また、提供するメニューにより立地条件も変わってきます。
専門店型:立地は限定されることなく、郊外でも可能です。また、調理技術やサービス、食材の質の高さが求められます。女性客も多いことから、女性客を意識した雰囲気作りが課題になります。
ファーストフード店型:低価格で勝負するファーストフード形態が増えています。FCチェーンの中には、早茹でのパスタを短時間で提供し、価格400円未満のところがあります。
この形態は商店街やオフィス街近辺、また、駅前などの場所が適しています。
営業形態
提供するメニューや顧客層によって変わってきます。お店の中にはペンネ、和風パスタ、ラザニア、フェトチーネなど多くのメニューを提供し、店舗内の内装に工夫を凝らし多くの若い層から人気を得ているところもあります。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中