補助金・助成金 ：「特定求職者雇用開発助成金（就職氷河期世代安定雇用実現コース）」

補助金・助成金
業種指定なし
全国
厚生労働省
いわゆる就職氷河期に正規雇用の機会を逃したこと等により、十分なキャリア形成がなされず、正規雇用に就くことが困難な方をハローワーク等の紹介により、正規雇用労働者として雇い入れる事業主に対して助成されます。


◎主な支給要件
　雇入れ日において各種要件に該当する方を、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などの紹介により正規雇用労働者として新たに雇用する事業主に助成金を支給します。

◎支給額
　本助成金は、対象期間を６ヵ月ごとに区分し、一定額を支給します。支給額は企業規模に応じて１人あたり下記のとおりです。
【大企業】
・支給対象期間　1年
・支給額　第1期：25万円、第2期：25万円
・支給総額　50万円
【中小企業】
・支給対象期間1年
・支給額　第1期：30万円、第2期：230万円
・支給総額　60万円
企業の人手不足解消のため、就職氷河期世代の雇用に取り組む絶好の機会です！

就職氷河期は、1993年から2005年にかけての経済不況により、多くの若者が厳しい雇用状況に直面した時期です。この期間に就職活動をしていた人々は「就職氷河期世代」や「ロストジェネレーション世代」と呼ばれ、安定した職に就けず、現在も非正規雇用や失業状態にある人が少なくありません。

政府や自治体は、こうした世代に対する就業支援を強化しており、企業側もこの支援を活用しながら、中途採用において就職氷河期世代を積極的に受け入れる動きが広がっています。人手不足が深刻化する今、経験やスキルを持ったこの世代の採用は、企業にとっても新たな戦力となり得ます。

厚生労働省は、こうした就職氷河期世代の安定雇用に向け、「特定求職者雇用開発助成金（就職氷河期世代安定雇用実現コース）」を通じ、中小企業に対して対象労働者1人あたり60万円の支給を行っています。
特定求職者雇用開発助成金（就職氷河期世代安定雇用実現コース）

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