【東京都】補助金：「原油・原材料価格・物価高騰等に係る支援策について 農林水産事業者への各種支援を実施」

補助金・助成金
農業・林業、漁業
東京都
東京都産業労働局
ウクライナ情勢や円安に伴う燃料費高騰の長期化、物価高騰等の影響の拡大を踏まえ、農林水産事業者への支援を一層強化します。

農業者への支援
・農業資材高騰緊急対策事業
・堆肥等利用促進事業
・飼料価格高騰に伴う畜産経営緊急支援事業
・粗飼料確保促進事業

林業者への支援
・国産木材流通促進緊急対策事業
・林産物生産支援事業

水産事業者への支援
・島しょ漁業資材高騰緊急対策事業

各
◎農業者への支援
・飼料価格高騰に伴う畜産経営緊急支援事業
１ 事業内容
生産コストの上昇による影響を緩和するために、経営改善等に新たに取り組む 畜産農家に対して、飼養頭羽数に応じた畜産経営緊急支援金を交付します。
２ 交付対象者 牛１頭以上、豚５頭以上、鶏100羽以上のいずれかの家畜を都内で飼養している 畜産農家（家畜伝染病予防法に基づく令和４年２月１日現在の飼養頭羽数の報告による）
３ 交付要件 交付対象者である畜産農家が、次に掲げるいずれかの経営状況に該当し、かつ 都が指定する経営力向上の取組(※)を新たに実施すること
・年間の売上又は営業利益が前年と比較して９０％を下回っていること
・売上又は営業利益が前年同月と比較して５０％以上減少していること
・直近月の飼育に要する経費が前年の飼育に要する経費の平均額から１５％以上 増加していること
※経営力向上の取組
・専門家による経営診断 ・小売店等への販売促進 ・飼料計算の実施
・管理獣医師等との契約 ・ＨＰの作成、改善 ・畜舎の遮熱、保温対策 など
４ 交付内容
畜産経営緊急支援金を定額交付 牛：50,400円／頭 豚：27,200円／頭 鶏：320円／羽
５ 申請受付
（１）申請先 農業団体（東京都酪農業協同組合等）
（２）申請受付期間 令和４年10月下旬から令和５年２月28日（火）まで

・粗飼料確保促進事業
１　事業内容
牛の飼育に欠かせない粗飼料（牧草やわらなど）を購入するために必要な経費（手数料）や自給粗飼料を作付けするために必要な種子等の購入の経費の一部を補助します。
２　補助対象者
都内の酪農家等補助は所属の農業団体を通じて実施します
３　補助率
粗飼料の購入経費（手数料）や栽培に必要な種子の購入経費の３分の２以内
４　申請受付
農業団体(東京都酪農業協同組合等)

林業者への支援
・国産木材流通促進緊急対策事業
１．事業内容
①国産木材の輸送に係る支援
国産木材の取扱量を前年より増加させた場合、増加した国産木材を集荷する際に必要な経費の一部を補助する
②多摩産材の輸送に係る支援
多摩産材の取扱量を前年より増加させた場合、増加した多摩産材を集荷する際に必要な経費の一部を補助する
２．補助対象者
都内の木材流通事業者（木材問屋等）
３． 補 助 額
①国産木材の輸送に対する補助：１㎥当たり 10,000円
②多摩産材の輸送に対する補助：１件当たり 20,000円

２ 申請受付
（１）申請先：東京木材問屋協同組合
（２）申請受付期間：令和４年10月下旬から令和５年２月17日（金）まで

水産事業者への支援
・島しょ漁業資材高騰緊急対策事業
燃油価格の高騰など漁業を取り巻く情勢が悪化し、操業における負担が増大していることを踏まえ、島しょ地域の漁業者が使用する出荷資材に要する経費の一部を補助します。

１ 補助対象
出荷容器（発泡スチロール箱、木箱、段ボール箱、海藻出荷用スチール缶）、 出荷資材（保冷シート）などの出荷資材 (漁業者が令和４年10月1日～令和５年3月31日までの間に出荷に使用した物)
※耐水性段ボールやエコプラスチックなどの環境に配慮した素材による出荷資材を新規に導入する際の経費も対象とします。
２ 補助率 購入経費の３分の２以内（補助は所属の漁業協同組合を通じて実施します）
３ その他の支援 東京都では、燃油価格高騰による漁業者の負担を軽減するため、現在、以下の支援も実施しています。
① 燃油価格高騰緊急対策事業 国の「漁業経営セーフティーネット構築事業」において、セーフティーネット発動時に漁業者が支払う積立金に対し助成金を支給
＜対象者＞ 漁業者（補助事業者：東京都漁業協同組合連合会）
＜助成率＞ ２分の１又は５分の４
② 島しょ漁業操業支援緊急対策事業 東京都漁業協同組合連合会が漁業協同組合に燃油を販売する際の手数料に相当する額を連合会を通じて漁業者へ助成
＜対象者＞ 漁業者（補助事業者：東京都漁業協同組合連合会）
＜助成経費＞ 燃油購入時の東京都漁業協同組合連合会手数料相当額
原油・原材料価格・物価高騰等に係る支援策について 農林水産事業者への各種支援を実施

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