「好きなことをしながら起業する」福島県の創業支援まとめ

～福島県の事業支援の方向性～

福島県は、首都圏や仙台なども近いぶん、アクセスが容易なので、仕事やプライベートでの行き来が可能です。

また、敷居が高く感じてしまいがちな起業のサポート支援も充実しており、様々な助成・補助金も充実しています。創業（起業）時の開業資金のサポートや、インキュベート施設、各種団体・セミナーも充実しています。

また、各市町村や商工会議所、民間団体などでも創業に関する支援や専門家派遣を行っており、創業セミナーなども実施されています。

そのため福島県には、自分の趣味や特技を活かして独立していった方が多いそうです。

今回は、そんな福島県で起業・創業を目指している方に向けて支援制度やおすすめの市町村をご紹介していきます。

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企業向けコロナ対策について

福島県では、新型コロナウイルス感染症により事業活動に影響を受けている県内中小企業者の皆様への資金繰り支援として、中小企業制度資金「新型コロナウイルス対策特別資金（実質無利子型）」が新たに創設されました。

なお、利用される際には市町村の認定書が必要となりますので、最寄りの金融機関への相談と併せて、事業所のある市町村の商工担当課への申し込みとなります。

創業するならまずは「ビズスタふくしま」

福島県商工労働部産業創出課「ビズスタふくしま」

起業検討段階から創業後のフォローアップまで、福島県内で創業される方をワンストップで支援しています。

また、ビズスタふくしまではインキュベート施設が各地に点在しており、企業や起業家を支援・育成するために、オフィスとなる場所を貸し出し、専任のスタッフが豊富な経験に基づいてビジネスモデルや企業経営をアドバイスを行っています。また、企業の事務や経理のサポート、企業に欠かせない人材採用の手助けも行っています。

ホームページでは、福島で起業している先輩創業者の方のお話も掲載されています。

各金融機関の支援について

福島銀行

福島銀行では、創業前から創業後まできっちりとサポートする「伴走型支援」を行っています。また、一度会社経営に失敗してしまった方向けに、再チャレンジの場を作り支援する「福活ファンド」を設立しています。

補助金・助成金

福島県内では、創業支援として以下の制度がなされています。

福島県庁

「福島県創業促進・企業誘致に向けた設備投資等支援補助金（第8次公募）」

原子力災害被災12市町村内において、民間団体等が行う、12市町村内における創業や12市町村外からの事業展開に対して、その事業に要する経費の一部を補助することにより、働く場・買い物をする場などまち機能を早期に回復し、原子力被災事業者の事業・生業の再建に向けた取組みを促進しています。

民間の支援施設

株式会社MAKOTO

MAKOTOグループは、東北から強い事業を作る事業創造企業です。

東北に関わりのある企業・自治体・大学をパートナーとして、ファンド投資、アクセラレータープログラムの提供、経営コンサルティングによる事業創出・改善から、世界に誇れる東北を創る強い事業を生み出すことを目的とした「MAKOTO CAPITAL」や、東北を中心とした地方自治体をパートナーとして、創業支援事業や、コワーキング運営事業、若者向け起業家教育事業、自治体職員向けオンラインサロンの運営を行なってる「MAKOTO WILL」を展開しています。

東北から世界を変える、スタートアップを創出することとを目指し、常に革新的な姿勢で、スタートアップにとってより良い環境を追求し、起業家とともに世界を変えるチャレンジをし続けています。

現在福島県で注目のスタートアップ企業

株式会社ミューラボ

株式会社ミューラボは精密な動作技術を極める事業を展開する会社で、福島大学認定第１号のベンチャー企業として認定されています。

モーターのすばやい回転を減速させ、力を先に伝達する「クラウン減速機構」と、その力を受けて回転運動をZ軸の傾き運動へ変化させる「高精度立体カム機構」を主力製品として、「小型」で「より精密」な製品を提供している企業です。