開業手帳2015年10月16日
ブティックの開業手帳
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- 近頃ブティックでは、広いニーズにはあまり視点を置かずカジュアルな製品や、肥満体系の方をターゲットにするなど、より狭いニーズに絞っていく傾向にあります。
ですが、そのような隙間市場をいきなり狙うのは難しいものです。
まずはどのニーズに的を絞るかコンセプト作りから入ります。
対象の年層を絞るためにもこれからは少子化や高齢化についても視野に入れる必要があります。 - 次に店構えですが、これは当然絞ったターゲットやコンセプトによって店の大きさや、建てる場所、何の商品を置くかが変わってきます。
カジュアルなファッションに的を絞ったのであれば、富裕層が多くフォーマルな格好を好む方たちが多い場所に店を構えても全く受け入れられません。
なので、OLの方などカジュアルファッションの需要が多い場所に建て、気軽に入れるような雰囲気の店構えにする必要があります。
他のジャンルの商品を取り入れてしまうと、せっかく目を引いてくれたお客さんもだんだん「この店は最近自分には合っていない」と離れて行ってしまいます。
なので、売れ筋がよくなるまでは自分の立てたコンセプトにまっすぐ向き合うことが大切です。
- 近頃ブティックでは、広いニーズにはあまり視点を置かずカジュアルな製品や、肥満体系の方をターゲットにするなど、より狭いニーズに絞っていく傾向にあります。
この記事の目次
1.開業の際に必要な手続き
開業をする際には特別な許可を取る必要はありません。
店を建てようとする場所を管轄している税務署に開業届を出すなど、簡単な一般手続きを行うだけで大丈夫です。
商店街の中に店を構える場合は、商店街振興組合法というものが適用されるため、商店街振興組合などから加盟要請があります。
初めの集客率向上が見込めるので加盟した方が良いです。
商店街では定期的なイベント事などがあったりするので、積極的に参加し知名度を上げることも大切です。
さらに、常連客を確保するために、特定のサービスやポイントカードの作成など何度も来てもらえるような努力をしましょう。
2.開業する際の準備や注意点
1)営業形態
やはり隙間市場を狙っているので卸問屋を利用した店舗が多いですが、中にはフランチャイズ(以下FC)契約をしている店舗もあります。
これらの営業形態がわからない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明を入れたいと思います。
前者の独立した形の営業形態は、地域密着型でお客さんの要望や意見を取り入れやすい営業形態です。
仕入れる商品等を自分で決められるため独自の目線で他店との差別化を図り易くなっています。
後者のFC型の営業形態は、フランチャイザーと呼ばれる情報を提供してくれる企業等と契約をし、売り上げの数%をロイヤリティーとしてフランチャイザーに渡す代わりに、どのような商品を仕入れれば良いかや営業方針などの助言をしてくれます。
フランチャイザーは、最新の情報を提供してくれるので流行の流れに遅れずに営業展開することが利点です。
2)価格競争
大型のチェーン店などは薄利多売の店舗が多いのでそこにお客さんが集中してしまうと、どうしても売り上げに影響が出てしまいます。
しかし、大型店は店舗の数が多く、扱っている商品も多いので、最新物の仕入れや陳列が遅くなる傾向にあります。
流行の流れを常に把握して、大型店が取り入れる前にいち早く最新物を取り入れて売るということが必要になってきます。
さらに、お客さんは店内の雰囲気もそうですが店員のファッションや対応にも大きく影響を受けます。
店は綺麗なのに店員が地味すぎていたり、対応が雑になっていたりでは購買意欲も削がれます。
3)店員への教育
ファッションや接客を含めた店員の教育を怠らないようにしないといけません。
最後に仕入れをする際の支払いの計画や交渉は慎重に行うようにしましょう。
現金での支払いを少なくし、流行に柔軟に対応するために在庫投資を少なくする等、業務展開に関する内容は綿密に計画を立てるようにしてください。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中