法人向け光回線とは?創業・起業時におすすめのサービスまで紹介
創業や起業向けの法人向け光回線を契約しよう
創業には高速・安定した通信環境の光回線の契約が必要不可欠です。
しかし、さまざまなサービスが登場してきているため「どのような光回線を契約すべきなのだろうか?」と悩んでしまうかもしれません。そのような方向けに、創業時に検討したい法人向け光回線について解説します。
この記事では、創業時におすすめの光回線「XLeiひかり(エクスレイひかり)」をご紹介しています。そのため、中小企業がお得に利用できる光回線をお探しの方はご検討してみてください。
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この記事の目次
法人向け光回線とは
引用:『NTT東日本 フレッツ光』
法人向け光回線とは、一度に大量のデータの送受信が行える広い通信帯域の回線です。通信帯域が広いため、電話機やプリンタ、防犯カメラなども同時接続ができます。
光回線を使用する場合は、光回線事業者とブロバイダの双方と契約が必要です。
光回線事業者はNTT東日本またはNTT西日本、プロバイダはauやOCNが有名ですが、さまざまなサービスが登場していきます。光回線+プロバイダがセット販売されているサービスや電力会社が提供するサービスなどもあるため、自社に合うものを選ぶようにしましょう。
法人向け光回線の種類
法人向け光回線の種類には「フレッツ光」「光コラボレーション」「上記以外」があります。
(1)フレッツ光
NTT東日本やNTT西日本が提供している光回線サービスです。プロバイダは別で契約する必要があります。そのため、ご希望のプロバイダがある方におすすめのサービスです。
(2)光コラボレーション
NTTが提供するフレッツ光を借りて、他の事業者が提供している光回線サービスです。フレッツ光+プロバイダをセット販売しているため手続きを一本化できます。またフレッツ光より月額料金が安く、キャッシュバックの特典を受け取れます。
(3)上記以外
電力会社などが提供する光回線です。電気代とインターネット代を合わせて計算するため料金が安くなります。しかし、電力提供のために整備した回線を利用するため、エリアが限定的です。オフィス移転時に回線が利用できなくなる恐れがあります。
法人向けと個人向けの光回線の違い
個人向け | 法人向け | |
---|---|---|
目的 | インターネット利用 | データの送受信 |
通信帯域 | △ | 〇 |
料金 | 〇 | △ |
サービス内容 | △ | 〇 |
サポート体制 | △ | 〇 |
個人向けの光回線は、自宅での動画視聴などインターネット利用がメインです。そのため、必要最低限のサービスとなっています。
その一方で、法人向けの光回線は、ビジネスにおけるデータの送受信の利用がメインです。一度に大量のデータの送受信が行うため、個人向けの光回線より通信帯域が広いです。
また、ビジネスに必要不可欠な固定IPアドレスやセキュリティ機能が含まれているケースが多く見受けられます。料金は高いですが、法人向けの光回線の方がサービス内容は充実しています。
法人向け光回線を契約するメリット
法人向けの光回線は内容が充実しているとお伝えしましたが、メリットは5つあります。
占有型やプロバイダ一体型が選べる
光回線は「占有型回線」「共有型回線」「プロバイダ一体型」があります。
(1)共有型回線
複数人で1つの回線を共有します。光回線を共有して利用するため料金が安いですが、アクセスが集中した場合は通信速度が落ちてしまいます。共有型回線を利用していると、業務に支障が出てしまうでしょう。
(2)占有型回線
自社独占で通信回線を利用できます。共有型回線より料金は高いですが安定した通信速度を保てます。
(3)プロバイダ一体型
回線網とプロバイダ網を繋ぐことで、PPPoE認証作業を省けます。その分、インターネットワークの遅延を避けられます。
法人契約であれば、共有型回線だけでなく占有型回線やプロバイダ一体型を選べます。
固定IPアドレスを取得できる
法人向けの光回線であれば、固定IPアドレスを取得できます。企業がPCを使用する場合は、固定IPアドレスは必要不可欠です。
例えば、外出先からサーバーにアクセスする際にIPアドレスが固定されていなければ、IPアドレスを再入力しなければならず大変です。
多様な働き方を実現するためには、固定IPアドレスが必要となるため取得しておくようにしましょう。
VPNを構築できる
固定IPアドレスが取得することでVPNを構築できます。
VPNとはプライベートネットワークのことです。VPNでネットワークの中に個別の仮想的ネットワークを用意できて、安全にデータの送受信が行えるようになります。つまり、プライバシーの保護やセキュリティの向上ができて、安全なインターネット環境を整えられます。
サポート体制が充実している
法人向けの光回線はサポート体制が充実しています。なぜなら、回線トラブルが発生して業務が停止すると支障が出るためです。
そのため、24時間365日お問い合わせができるサポート窓口が用意されています。サポート窓口に相談すれば、リモートでトラブルを瞬時に解決してもらえます。
法人名義の領収書を発行してもらえる
法人向けの光回線を契約すれば、法人名義の領収書を発行してもらえます。領収書は、金銭を支払ったことを証明するものです。
税務申告の際の証憑書類となります。そのため、光回線代金を経費で落としたい場合は、法人名義で法人サービスを契約するようにしましょう。
法人向け光回線を契約するデメリット
法人向け光回線を契約するデメリットも2つあります。
契約に必要な書類が多い
法人向け光回線を契約する際は、次のような書類を用意しなければいけません。
[必要書類]- 契約者の本人確認書類(マイナンバーカードやパスポートなど)
- 法人確認書類(登記簿謄本・印鑑証明書など)
- 法人印
3ヶ月以内に発行した書類など条件があるため、契約前に確認しましょう。
法人向け光回線の方が料金は高い
法人向け光回線は専用型回線や固定IPアドレスを利用できるため、個人向け光回線の料金より高いです。
法人向け光回線 | 個人向け光回線 |
---|---|
戸建てタイプ:月額5,000~7,000円 マンションタイプ:月額4,000~6,000円 |
戸建てタイプ:月額4,000~6,000円 マンションタイプ:月額3,000~5,000円 |
※上記は参考価格です。大規模オフィスの場合は料金が変わるため、事業者へ詳細をお尋ねください。
法人向け光回線の比較方法
法人向け光回線を契約する際に、さまざまなサービスがあるため悩んでしまうことでしょう。光回線の乗り換え時には違約金が発生したり、通信回線の工事を行わなければいけないため、自社に見合う光回線サービスを選ぶことが重要です。そのため、法人向け光回線の比較方法を理解しておきましょう。
通信回線速度
光回線は光通信ケーブルを利用した高速なインターネット回線です。しかし、サービスにより最大通信回線速度は変わります。通信回線速度は「上り」と「下り」を確認しましょう。
上り速度 | データ転送する際のスピード 例:SNSの投稿、クラウドストレージファイルへの送信など |
---|---|
下り速度 | データをダウンロードする際のスピード 例:サイトの閲覧やメールの受信など |
動画を視聴する場合は10Mbpsが必要と言われているため、それ以上の通信回線速度で契約することをおすすめします。
提供エリア
法人向け光回線を契約する場合はサービス提供エリアを確認しておきましょう。例えば、一部のエリアのみに提供している光回線を契約してしまうと、オフィス移転時にサービスを切り替えなければならず、光回線手続きの負担がかかります。このような後悔をしないためにも、提供エリアを確認しておきましょう。
固定IPアドレスの有無
法人向け光回線を契約する際は、固定IPアドレスが取得できるかどうかを確認しましょう。一般的に法人向け光回線を契約する際に固定IPアドレスを取得できます。しかし、固定IPアドレスを提供していないプロバイダも少なからず存在します。
固定IPアドレスを提供していないプロバイダと契約して後悔した場合は、乗り換えたり別サービスを追加で契約しなければなりません。そのため、光回線を契約する前に固定IPアドレスがあるかどうかを確認しておきましょう。
サポート体制
法人の場合、光回線の不具合で業務停止となると支障が出ます。そのため、法人向けの光回線サービスを契約する際はサポート体制を確認しておきましょう。
「24時間365日対応してもらえるのか?」「リモートや訪問など、どのような形態のサポートが受けられるのか?」を確認しておくとトラブル時も安心です。
料金体系
法人向け光回線の料金を少しでも安く抑えたい場合は、必ず料金体系を確認するようにしましょう。料金体系を比較する場合は、以下を集計することをおすすめします。
- 光回線の月額利用料
- プロバイダの月額利用料
- 固定IPアドレスの月額利用料
- 光回線の工事費
- 事務手数料
最低契約期間
法人向け光回線には、最低契約期間の縛りが設けられており、2年または3年使い続ける必要があります。更新までに解約する場合は違約金が発生します。違約金は10,000円から20,000円程度です。
短期間、サービスを利用しただけなのに解約金を取られると損したと感じてしまうでしょう。このような後悔をしないためには、最低契約期間がないサービスの利用がおすすめです。契約時に最低契約期間の縛りが設けられているかを確認しましょう。
おすすめの法人向け光回線「XLeiひかり」
さまざまな光回線がありますが、創業時にオフィス環境を整備する場合は「XLeiひかり(エクスレイひかり)」がおすすめです。ここでは「XLeiひかり」の魅力をご紹介します。
複数のプランから選べる
XLeiひかりには、複数のプランが用意されています。そのため、通信速度や価格などの観点からお客様に見合ったプランが選べます。
最大通信速度(下り) | 最大通信速度(上り) | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
XLeiひかりファミリータイプ | 最大概ね 1GMbps | 最大概ね 1GMbps | 4.950円 |
XLeiひかりマンションタイプ | 最大概ね 1GMbps | 最大概ね 1GMbps | 3,850円 |
XLeiひかりクロス | 最大概ね 10GMbps | 最大概ね 10GMbps | 5,720円 |
※プロバイダ、固定IPアドレス、ひかり電話などはオプションとなります。
日本全国でサービスが利用できる
XLeiひかりはフレッツ光+プロバイダがセット販売されている光コラボレーションに該当します。つまり、NTTが提供するフレッツ光を利用することが可能です。
フレッツ光は日本全国で利用できるため、オフィス移転した場合もサービスを長く使い続けられます。
最低契約期間の縛りがない
XLeiひかりは、最低契約期間の縛りがありません。創業後3年間を苦境期といいますが、2年または3年で光回線を契約して問題ないだろうかと不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、XLeiひかりであれば、そのような不安を感じる必要はありません。光回線が不要になれば、すぐに解約できます。
経営支援サービスが含まれている
XLeiひかりは、お得に光回線を利用できるだけでなく、次のような経営支援サービスが含まれていることも魅力です。
- 補助金・助成金支援サービスJSaaS
- 事業計画作成を支援するサービス
- ファイル共有オンラインストレージ
- ハイスペックセキュリティソフト「Netstable Client Security」5台分
※Netstable Client Security 6台目以降 1台550円(税込)/月でインストール可能
中小企業の導入実績が豊富である
XLeiひかりは従業員1~30名規模の企業様に選ばれている光回線です。XLeiひかりを利用している企業様の声には、以下のようなものがあります。
- インターネット回線を敷く際にWebで簡単に申し込めた
- 補助金・助成金支援サービスJSaaSでは、専門家が相談に乗ってくれて助かる
- 固定電話をひかり電話に切り替えるだけでもコストカットができる
期間限定で工事料無料キャンペーンを実施中
XLeiひかりは、期間限定で工事料無料キャンペーンを実施しています。通常、光回線の工事には費用がかかります。マンションタイプは16,500円(税込)、ファミリータイプは19,800円(税込)です。しかし、今、XLeiひかりに申し込めば工事費用が0円となります。
ビジネス環境整備を支援してもらえる
株式会社エクスレイは、創業時のビジネス環境整備の支援を行っています。
[ビジネス環境整備支援]
- インターネット回線の開設
- 業務支援システムの選定
- オフィス環境の構築
創業時に必要なものをコストを抑えながら準備したい方は相談してみるとよいでしょう。
お得な価格でHP作成サービスを利用できる
2024年からサービス提供され始めたHP作成サービスを利用すれば、初期費用30,000円でホームページを立ち上げられます。(※レンタルサーバーをご利用の場合は別途料金2,500円(税別)/月がかかります。)
さまざまなテンプレートの中から、自社に見合うものを選ぶことができて、集客につながるHPがお手頃価格で作成きます。クオリティと安さの両方を取りたい人は、インターネット開設時にHP制作を合わせて依頼しましょう。
まとめ
法人向けの光回線は、複数の社員が同時にインターネット接続できる広い通信帯域が魅力のサービスです。また、IPアドレスを取得することができます。そのため、創業時や企業時は、法人向けの光回線を契約するようにしましょう。
さまざまなサービスが登場していますが、創業時におすすめの光回線がXLeiひかり(エクスレイひかり)です。通信速度が速く、全国にサービスを提供しているためオフィス移転時も継続してXLeiひかりを利用できます。
XLeiひかりはサービス料金が安く、今申し込めば工事料も無料となります。そのため、創業や起業する方にはXLeiひかりがおすすめです。ぜひ、XLeiひかりをご検討してみてください。
(監修:
株式会社エクスレイ)
(編集: 創業手帳編集部)