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補助金・助成金:「2023年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に係る第3回公募について」

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2023年11月27日~2023年12月07日
運営組織

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
内容

NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。

公募受付期間(第3回):2023年11月27日~2023年12月7日正午

説明会
開催日時:2023年10月6日(金)16時00分~17時30分
開催方法:オンライン(Microsoft Teams)

助成率テキスト

公募要領 https://www.nedo.go.jp/content/100966532.pdf

[各フェーズの概要及び支援対象者]
各フェーズの概要及び支援対象者は下記のとおりです。3 つのいずれのフェーズからの申請も可能ですが、1 提案者につき最も自社に適合するフェーズ 1 つにのみ応募することを認めます。
自社内で最も進捗している事業や研究開発における態様をもとに、フェーズへの適合性をご判断いただくことを想定しています。
① STS フェーズ(実用化研究開発(前期))
事業に関する構想に基づいた基礎となる技術シーズを有し、研究開発やプロトタイプの作製を開始しており、かつ、想定市場におけるマーケティングを開始しているが、未だ具体的な製品やサービスが完全には実現出来ておらず、その研究や開発を通じて課題解決の仮説検証を行っている段階の企業。
本フェーズ終了時点で、製品やサービスが初期市場における想定顧客の課題を解決する事を目安とします。具体的には、要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援します。
② PCA フェーズ(実用化研究開発(後期))
製品やサービスの研究・開発が一定程度進展しており、その成果を元に更なる応用開発等を行いながら、適切な初期市場並びにそれに続く主要市場(メインストリーム)の選択とその対象者の課題解決、ビジネスモデル等の構築を通じた収益化を目指している段階の企業。
本フェーズ終了時点で、製品やサービスが初期市場並びにその先の主要市場(メインストリーム)における対象者の課題を解決し、継続的な収入確保に必要な要件を満たす事を目安とします。具体的には、試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場(メインストリーム)獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援します。
③ DMP フェーズ(量産化実証)
製品やサービスの研究・開発が相当程度進展しており、その成果を元に更なる応用開発等を行いながら、適切な主要市場(メインストリーム)の選択とその対象者の課題解決、ビジネスモデル等の構築を通じた大きな収益化を目指している段階にあるが、そのために量産体制の構築または事業のスケール化に係る検証・実証を行う必要がある企業。
本フェーズ終了時点で、製品やサービスが主要市場(メインストリーム)における対象者の課題を解決し、商用生産の開始や継続的な収入を確保できる事業モデルの構築のために必要な要件を満たし、次の資金調達で実際の量産に入る事を目安とします。具体的には、パイロットプラント構築に係る量産技術に係る研究開発や、量産技術の確立・実証のために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な実証等の実施を支援します。

【各フェーズの助成事業期間、NEDO 負担率、助成金交付額上限】
・助成事業期間
本支援事業への応募に際して VC 等、CVC、事業会社から出資を得てから、次に VC 等、CVC、事
業会社から出資を得る(新たな資金調達)予定の時期までの期間を基準として設定※1.5~2 年程度を目安とする(ただし同一フェーズ内で最長 4 年)

■STS フェーズ
NEDO 負担率 :助成対象費用の 2/3 以内
助成金交付額上限: 3 億円もしくは 5 億円 ※1
■PCA フェーズ
NEDO 負担率 :助成対象費用の 2/3 以内
助成金交付額上限:5 億円もしくは 10 億円 ※1
■DMP フェーズ
NEDO 負担率 :助成対象費用の 2/3 以内もしくは 1/2 以内 ※
助成金交付額上限:225 億円

なお、各フェーズをまたいで実施する場合は最長 6 年間、最大助成金交付額 30 億円とする。
※1 3.(1)で定めている通り、事業化連携に係る連携先の関心表明書や海外技術実証に関する計画書を提出することができる場合、助成金交付額上限を、STS フェーズは 5 億円、PCA フェーズは 10 億円とする。
※2 DMP フェーズについて、3.(1)において応募要件としている出資及び融資について、その合計額に占める融資の合計額の割合が 1/2 以上の場合、NEDO 負担率は 1/2 以内とする。
助成限度額上限(万円)

250000万円
この補助金・助成金のポイント

革新的な技術の研究開発に取り組むディープテックスタートアップに手厚い支援があります!

ディープテックとは、大学などの研究機関で研究開発がされおり、それが実用化された際には社会課題の解決など大きなインパクトをもたらす技術のことです。

近年、SDGs(持続可能な開発目標)の推進など、世界は社会課題の解決に向けて邁進しています。

一方で社会課題は非常に根深いものがほとんどであり、これらの解決には、革新的なテクノロジーが求められます。

しかし革新的な技術はそう簡単には実用化することはできず、長年にわたる研究開発と相応の資金が必要となります。

したがって、国や投資家による長期的な視点での支援が求められます。

「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」は、こうしたディープテックスタートアップに対し、資金面での支援を行う事業です。また、NEDOに採択されたスタートアップは有望企業として投資家からさらに高い注目を集めることになるでしょう。
詳細URL

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