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補助金・助成金:「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築/IoTセンシングプラットフォームの構築」に係る公募について

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2023年09月26日~2023年11月09日
運営組織

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
内容

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、事業の実施者を一般に広く募集します。本件について受託を希望する方は、ご応募ください。
本事業では、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なデジタルインフラの省エネ化・高性能化に向けた研究開発・社会実装を進めるため、テーマに取り組みます。

申請受付期間:2023年9月26日(火)~11月9日(木)正午

説明会
開催日時:2023年10月6日(金)10時15分~12時00分
開催方法:オンライン
説明会申込期限:2023年10月4日(水)15時

助成率テキスト

研究開発項目と社会実装に向けた支援
【研究開発項目4】 IoT センシングプラットフォームの構築
IoT センシングプラットフォームの構築においては、次の 4 つの研究開発内容について提案を募集します。研究開発内容①から③では、開発した信号処理技術、プラットフォーム、ハードウェア基板を組み合わせた高機能エッジ処理システムの動作実証を行います。また、研究開発内容①~③で開発する技術を社会実装して、CO2削減効果を実証するための研究開発内容④を実施します。
研究開発内容① エッジ信号処理開発
研究開発内容② SDK(ソフトウェア開発キット※)及びプラットフォームの開発
研究開発内容③ ハードウェア基板開発
研究開発内容④ アプリケーション開発
※ ソフトウェア開発に必要な文書やプログラムなどをまとめてパッケージにしたもの

① エッジ信号処理開発
【(9/10 委託→2/3 補助→1/3 補助)+(インセンティブ 1/10)】
画像などを利用した DX 促進のためには、アプリケーション開発者が様々なセンサから取得したデータを、各ユースケースに合致するように取り扱えることが重要です。他方で、画像センサ以外の多くのセンサは、取得したアナログ情報を、アプリケーション開発者にとって意味のある情報に変換する効率的な信号処理が整備されていません。
本研究開発内容では、多種多様なセンサに対してアプリケーション開発者が必要とする情報を、可能な限り高精度に出力するためのエッジ信号処理技術の開発を行います。
また、アプリケーション毎に必要なセンサデータは千差万別であると同時に、1つのセンサではなく複数のセンサ情報を統合した処理が必要であるため、エッジ型で統合する処理技術の開発も行います。加えて、これらの信号処理を実行する半導体チップの開発を行います。

② SDK 及びプラットフォームの開発
【(2/3 補助→1/2 補助→1/3 補助)+(インセンティブ 1/10)】
DX 化を促進するためには、①で開発した信号処理をエンドユーザーが使いこなすことが必要です。例えば革新的なサービスを提供するスタートアップのようなデベロッパーでも、容易にアプリケーションやソフトウェアの開発ができるような環境整備やツールの開発、ソリューション構築、運用など、エッジ処理の社会実装の加速等をするためのプラットフォームが必要であり、その開発を行います。
加えて、こうした AI 処理においては、学習データ構築の工数が非常に多く、社会実装の障壁となることから、AI 学習データ構築の高効率化技術も開発し、上記プラットフォームに実装します。

③ ハードウェア基板開発
【(2/3 補助→1/2 補助→1/3 補助)+(インセンティブ 1/10)】
①及び②で開発した技術を活用できるようにするためには、一定のルールに基づいて構成されるハードウェアが必要です。加えて、エンドユーザーがソリューションを導入する際、ユースケース毎に必要となるセンサデバイス及びデータが異なります。そのため、本研究開発内容では、①及び②の技術を活用するための要件を定義した上で、様々なセンサを搭載可能なハードウェア基板を開発します。

④ アプリケーション開発
【(2/3 補助→1/3 補助)+(インセンティブ 1/10)】
①から③で開発する技術を社会実装して、CO2 削減効果を実証するためのアプリケーションの開発を実施します。開発内容については提案者に一任しますが、複数のセンサを活用することと、省エネ効果(CO2削減効果)を実証できることを要件とします。

(委託・補助の考え方)
➢ エッジ信号処理開発については、端末内部でのコンピューティング処理となり、この部分は本技術開発のコアであるため、初回ステージゲート審査までは委託事業として実施します。その後、補助事業に移行し、補助率を 2/3、1/3 として補助率を段階的に下げて事業を実施します。
➢ SDK 及びプラットフォームの開発は、DX 化を進めるためのコア技術であると同時に共通基盤技術ですが、実施者に裨益するテーマでもあるため初回ステージゲート審査までは補助率 2/3 の補助事業として実施します。ステージゲート審査後は、補助率を 1/2、1/3として段階的に下げて事業を実施します。
➢ ハードウェア基板開発は、開発内容①及び②を活用するためのハードウェア基板であり、当初は要素技術開発の色彩が強いため補助率 2/3 の補助事業として実施します。ステージゲート審査後は、それまでに開発した技術を応用して、様々なセンサへの適用拡大を実施するために、補助率を 1/2、1/3 として段階的に下げて事業を実施します。
➢ アプリケーション開発は、開発者に裨益する部分が大きいため補助事業として実施し、事業期間前半は補助率 2/3、ステージゲート審査後、最大 3 年間は補助率 1/3 の補助事業として実施します。それ以降は、エコシステム拡大のため民間事業者単独の取組に移行します。なお、民間事業者単独の取組に移行後においても、他の全研究開発内容が終了するまで、技術・社会実装推進委員会での取組状況の説明、マネジメントシートの提出等を行っていただきます(8.留意事項・毎年度のマネジメントシート提出を参照)。

【社会実装に向けた支援】
社会実装に向けた支援については研究開発・社会実装計画をご参照ください。
この補助金・助成金のポイント

IoTセンシングプラットフォームの構築に向けた各種研究開発に支援があります!

IoT(モノのインターネット)とは、さまざまなモノをインターネットに接続し、データのやり取りを実現する仕組みのことです。

このIoTの実現により、これまでデータが収集できなかったアナログの領域においても、データの収集・解析や遠隔制御が可能となり、これまで実現できなかったサービスの実現や、業務の高度化が実現されています。

近年は社会のデジタル化が進んでおり、現場のデジタル化においてIoTは重要な役割を果たしていくと考えられています。

こうしたなか、IoTの高度化のため、各種研究開発のニーズが高まっています。

「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築/IoTセンシングプラットフォームの構築」は、IoTセンシングプラットフォームの構築に向けた、「エッジ信号処理開発」「SDK及びプラットフォームの開発」「ハードウェア基板開発」「アプリケーション開発」を支援するものです。
詳細URL

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