創業期の銀行口座開設は何処が良い?法人・個人事業主の声をご紹介します!

創業期の銀行口座開設ならPayPay銀行がオススメです


創業期の大切な用意のひとつに、銀行口座開設があります。
メガバンク・都市銀行など多彩な選択肢がある中で、創業期のビジネスをスムーズにすすめるためには、インターネットで取引ができることが重要なポイントのひとつです。

そこで今回は、PayPay銀行を利用している創業手帳読者に、使い勝手やオススメのポイントを聞いてみました。
創業期にどんな金融機関を選ぼうかお悩みの方や、インターネット対応に強い銀行をお探しの方は必読です。

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この記事の目次

インターネット銀行と一般的な銀行の違いとは?


インターネットの普及により、店舗や自社のATMを持たないインターネット銀行が増えてきました。
法人・個人事業主の口座開設を考える前に、ネット銀行と一般的な銀行の違いに触れておきましょう。

一般的な銀行では店舗やATMに足を運んで手続きを行いますが、ネット銀行ならパソコンやスマートフォンから手続きや取引を行うことができます。
利用時間はネット銀行はメンテナンス時間を除き24時間365日利用可能なのに対し、一般的な銀行は有人窓口の場合平日9:00~15:00です。
一般的な銀行でもインターネットで取引ができることもありますが、申し込みや口座開設・維持手数料がかかることも。
ネット銀行には店舗や自社のATMがありませんが、その分金利が良かったり手数料が安価だったりします。

創業手帳会員の活用事例① オーチモ合同会社の五十嵐さんの場合

五十嵐武志
オーチモ合同会社代表

2001年から個人事業主として活動をスタートし、2018年にオーチモ合同会社を設立。
WEBサイトの企画、制作、保守及び活用コンサルティングなどを手掛ける。

オーチモ合同会社の事業内容について聞かせてください

2001年から個人事業主として、グラフィックやWebデザイン、エンジニアリングなどをお引き受けしています。
2018年にはオーチモ合同会社を立ち上げ、WordPressなどのCMS導入のサポートや保守・運用などを担っています。

いわゆる「ひとり法人」で、従業員はおりません。
外部パートナーと一緒に仕事に取り組んでおり、経理は税理士さんに相談しています。
お客様は中小企業さんがメインで、直接のお取引が多いです。
ありがたいことに、個人事業主時代から20年以上お付き合いいただいてる会社もあります。

どうしてPayPay銀行を選んだのか教えてください

PayPay銀行との出会いは、個人事業主時代にジャパンネット銀行(現PayPay銀行)の口座を使用したのがきっかけです。
当時はインターネットバンキングが珍しくて、「ネットバンキングができると楽かな」と思い開設しました。

法人化する際に法人口座に切り替えを行ったのですが、2週間以内というスピードで非常に早かったのが印象に残っています
大きな銀行だと法人口座開設は必要な書類が多く、その上審査に時間が掛かりました。

結果的に、一般的な銀行は審査で落ちたりもしたので、法人口座はPayPay銀行のみしか開設していませんが、不便なことは全くなく今のところ事足りていますね。

PayPay銀行の魅力を教えてください

PayPay銀行を利用するまでは通帳の記入をするためにATMに並んでいましたが、わざわざ支店に足を運ぶ必要がないのは画期的でしたね。
それに、ネットバンキングの契約だけで毎月の手数料がかかる銀行がある中で、口座維持手数料は当時は条件付きで無料、その後無料になりましたし、振込の手数料が安いのも嬉しいポイントです。
それと、ATMの利用にも無料回数があり、3万円以上の場合には無料で利用できるので、ATM手数料が安くすむのも良いですね。
PayPay銀行は自前のATMを持っていませんが、その代わりどこのATMでも条件で無料だったり安かったりします。

そうそう、ビジネスアプリは非常に便利で、良く使っています。
残高をパッと確認したいときに、PCを立ち上げる手間が要らず生体認証でログインできるアプリは便利ですよ。

PayPay銀行には、売上金の入金から支払い口座振替など、社会保険料の振込以外は法人で必要な機能が全て揃っています
社会保険料の振込もPay-easy(ペイジー)で対応できるので、困ることはありません。
PayPay銀行は、必要な機能を網羅していて使い勝手が良いから、他行を見る必要がない」と言えますね。

創業者にオススメのポイントを教えてください

使いやすいネットバンキングがあり、手数料0円でネットバンクを使えるのは嬉しいですよね。
それと、メガバンクだと法人口座開設を申し込みして1ヶ月くらい待ったあげくにお見送りもあります。
PayPay銀行は口座開設がスムーズでスピーディーで助かります。

そして、先ほども触れましたがATMの利用料や振込手数料が安いのも嬉しいです。
クラウド会計と連携できるので、事務の省力化をお考えの方にもオススメです。

ビジネスデビットもあり、カード枠を気にすることなく口座の残高で使えるのは大きいですね。
大きな出入りがあったりするときでも安心です。

創業手帳会員の活用事例② 合同会社BENCHERの松本さんの場合

松本芳行
合同会社BENCHER代表

30年以上趣味としてカナディアンカヌーに触れており、2020年に自然体感ツアーを提供する合同会社BENCHERを設立。
2021年4月より1年を通して、秩父さくら湖(浦山ダム)で自然体感ツアーを提供している。

合同会社BENCHERの事業内容について聞かせてください

合同会社BENCHERでは、埼玉県秩父市の秩父さくら湖(浦山ダム)で、カナディアンカヌーによる自然体感ツアーを提供しています。
2020年のコロナ禍の中で、「翌年の春には収束をするのではないか」という希望的観測でスタートしたのですが、緊急事態宣言などもあり立ち上がりは本当に苦しかったです。

自然体感ツアーは8月のニーズが多いですが、冬期である12月ならびに3月も規模を縮小して営業しています。

どうしてPayPay銀行を選んだのか教えてください

PayPay銀行の口座開設は、PayPay決済導入と同時に行いました
自然体感ツアーを提供してる秩父エリアでは、「20%キャンペーン」などのPayPayの施策が積極的に行われており、ニーズも高かったので取り組もうと思ったのがきっかけです。

PayPay決済とPayPay銀行の魅力を教えてください

PayPayの決済面では、クレジットカード決済の場合には端末の操作が必要ですが、PayPayの場合にはQRコードで決済をでき、お客様をお待たせすることがないのも魅力です。
それと、PayPay銀行を決済に利用することで、売上金の振込が月締めで翌日に入金とサイクルが早く、キャッシュフローの面でも助かっています

PayPay銀行の法人口座としては、ネットバンクは入出金などの手数料がかかるところも多いですが、毎月最初の1回は入出金の手数料無料、2回目以降も3万円以上だと手数料がかかりません。
都市銀行で同様のサービスを利用すると別途費用がかかることもあり、コスト面の魅力も大きかったです。
さらに、弊社は小規模なので、自分で会計ソフトを使って対応しているため、ネットで全部完結できるのは助かりますね。

現在はPayPay銀行は決済の入金がメインで、費用の振込などは都市銀行を利用していますが、売上がまとまってきたらPayPay銀行への移行を検討したいと思っています。

創業者にオススメのポイントを教えてください

先ほど触れましたが、決済では売上金のキャッシュフローの面でメリットがあります。
また、ネットで全て完結できるので、事務工数を削減したい方にピッタリです。
決済利用に関しては、月に1度メールでPayPayとPayPay銀行から取引の連絡が来るのでその時に経理処理を行うだけでOKです。

総合的に、スタートアップに際して使い勝手が良いと思います。

創業手帳会員の活用事例③ 行政書士しばた法務事務所の柴田さんの場合

柴田龍浩
行政書士しばた法務事務所代表

2019年に飲食・脱毛サロンなどを開業、2022年に行政書士しばた法務事務所を立ち上げ。
個人事業主として、開業コンサルタントなどを手掛けている。

行政書士しばた法務事務所の事業内容について聞かせてください

行政書士法人は、行政書士法により2名以上の行政書士が協働で定款を定める必要があり、1人で活動を行う場合には法人格を持つことができないため、個人事業主として2022年に行政書士しばた法務事務所を立ちあげました
現在は、開業コンサルタントとして活動しています。

どうしてPayPay銀行を選んだのか教えてください

どうしても屋号付きの口座が欲しかったので、事務所の立ちあげと同時にPayPay銀行に口座開設をしました。
屋号付きの口座に拘った理由は、お振込みを頂く際の信用面です。
屋号付きの口座だと信頼度が違う」と実感しています。

世の中で個人事業主をしている方は、プライベートとビジネスのお金があいまいになりがちですよね。
事業を始める時に明確化することで、「これは事業のお金」「これはプライベートのお金」とそれぞれを分けて考える気持ちの面でプラスに働きます

PayPay銀行の魅力を教えてください

PayPay銀行は非常に使い勝手が良く、開業コンサルタントの際にもPayPay銀行をオススメしています。

比較的手数料が安くネット銀行なので反映が早いのも魅力です。
夜中でも、請求書にスマホアプリなどで入金対応を行えばすぐに反映されます。
それに、アプリだけで完結できるので使い勝手が良いです。

それと、起業したてでも借入可能な「ビジネスローン(個人事業主向け)」というサービスがあるのですが、申し込みをしておけば利用限度額の範囲内で何度でも借入することができます。
実はデビットカードを利用をする際、不足しているとビジネスローンから充当して支払いをしてくれます。
ビジネスカードの取得も考えたことがあるのですが、立ち上げ当初は審査が不安だったり、先が読めなかったりすることもあり、地に足をつけるためにもデビットカードを活用しています
引き落としができなかったり、支払いができなかったりするのは、信用に直結する大切な所ですよね。
いくつか口座を使い分けているとうっかりしてしまうこともあるので、凄く助かっています

創業者にオススメのポイントを教えてください

先ほど触れたように、PayPay銀行では「屋号+個人名」で口座開設が可能で、個人事業主であっても信頼度を高められます

手数料は安いですし、スマホアプリも使い勝手が良いです。
さらに、ビジネスローンに申し込みをしておけば、デビットカード利用時に口座残高が不足していても、支払いを立て替えてくれるので助かります。

それと、PayPay銀行には自社のATMはありませんが、提携ATMでスマホのアプリを使えばカードレスでお金の出し入れができます。
キャッシュカードを忘れても大丈夫」なのも嬉しいですね。

PayPayの法人口座の魅力をおさらい!

申し込みから開設がスピーディー

法人口座の申込の場合、条件が合えばスマホで手続きを完結することもできます。
来店や捺印が不要なので、最短で3~10日程度で口座開設が可能です。
個人事業主の場合には、スマホで手続きが可能です。
最短で当日~7日間程度と、非常にスピーディーに口座開設ができます。

PayPay銀行のビジネスアプリはとても便利


カードレスATM機能を使えば、キャッシャカード不要でATMの入出金ができます。
さらに各種限度額の変更ができます。使うときだけ限度額を引き上げるなど、セキュリティ強化に役立ちます。

PayPay銀行ならコスト削減できる

上図は、PayPay銀行と他の銀行の他行宛の振込手数料を比べたものです。
他行宛3万円以上の振込を5件行った場合、A銀行と比較すると1ヶ月で2,500円、年間30,000円も振込手数料が安くなります。
振込件数が多いほどお得になります。

PayPay銀行なら事務工数も削減可能

PayPay銀行は、支店やATMを持たないため、記帳や取引のために足を運ぶ必要がありません
また、会計ソフトと連携することで取引明細を自動で取り込むことができ、事務工数を削減できるのも嬉しいポイントです。

トラブルの際もPayPay銀行なら安心

都市銀行や地方銀行と同様、万が一PayPay銀行が倒産してしまった場合でも、預金保険制度の対象になり預金は保護されます。

また、インターネットを使用することで気になるセキュリティ対策ですが、ワンタイムパスワードを使用しているので、第三者に番号を盗まれたり推測されたりする心配がありません。
ATM出金限度額や振込限度額はいつでもスマホアプリやPCから変更可能です。
万が一不正取引によって被害を受けてしまった場合には、補償制度もあるので安心です

創業期のスタートダッシュを加速させるPayPay銀行

ご紹介したようにPayPay銀行は、申し込みから開設までスピーディーです。
取引をネットで完結できるだけではなく、会計ソフトと連携すれば事務工数を大幅に削減可能
さらに、手数料が安いのでコストカットも実現できます。

創業間もない法人や個人事業主でも開設可能なので、口座開設をお考えの方は是非ご検討ください。

(監修: PayPay銀行株式会社
(編集: 創業手帳編集部)

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