補助金・助成金：「令和5年度緊急時鶏卵安定供給対策事業の公募について」

補助金・助成金
全国
募集期間2023年12月04日～2023年12月22日
農林水産省
令和5年度緊急時鶏卵安定供給対策事業に係る事業実施主体の公募を行いますので、本事業の実施を希望される方は、御応募ください。

公募期間：令和5年12月4日（月曜日）から12月22日（金曜日）午後5時（必着）


１ 事業概要
本事業においては、鳥インフルエンザ発生等の緊急時における鶏卵の安定供給の確保に向けて、長期間保存可能な粉卵の製造施設の整備等を推進し、鶏卵生産・流通体制の強靭化を図るため、加工用鶏卵の長期安定取引の推進と粉卵製造施設の整備の一体的な事業を支援するものとする。

（１）コンソーシアム推進事業
鶏卵の供給不足という緊急事態に対して、サプライチェーンの強靱化を図るため鶏卵の長期的な安定取引などを含む計画（以下「コンソーシアム計画」という。）を策定及び実行するための協議会の開催、調査及び研修の取組を支援
・補助対象経費
　事業実施主体が行うコンソーシアムの推進に要する経費
・補助率
　定額

（２）粉卵製造施設整備事業
コンソーシアム計画に位置付けられた、サプライチェーンの強靱化に必要な粉卵製造施設等の整備を支援
・補助対象経費
　事業実施主体が行う粉卵製造施設等の整備に要する経費
・補助率
　1/2以内
粉卵製造設備の整備に支援があります！

粉卵とは卵を乾燥させた粉末状の食品であり、水を加えることで液体の卵に戻すことができます。粉卵にすることで通常の卵と比べて長期間の保存が可能になります。とくに製麺や製菓などで利用されています。

近年、日本では鳥インフルエンザが猛威を振るっています。鳥インフルエンザは伝染力が強く、死亡率が高い伝染病であるため、まん延防止のため1羽でも感染が確認されると、養鶏場内すべてが殺処分の対象になります。

再び養鶏場において出荷できる状態に回復するには長い時間がかかります。もし特定の地域で鳥インフルエンザが流行すると、その地域の卵の供給がしばらくの間制限されることになります。卵は輸送コストの問題から他の産地から仕入れることは難しいため、その地域では卵が高騰するほか、大ロットでの仕入れが難しくなることもあります。

こうした課題に対処するため、農林水産省は、長期間保存可能な粉卵製造施設の整備に支援を行っています。
令和5年度緊急時鶏卵安定供給対策事業の公募について

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