売れる営業マンは腕だけでなく靴まで磨いている2つの理由
営業が靴磨きをすべき理由と上手なビジネスシューズとの付き合い方
靴、磨いてますか?
もし、あなたが営業で顧客を訪問するのであれば、訪問時に履いていく革靴は、週に1回は磨くべきです。なぜなら、磨かれた靴を履いているのは、売れる営業であるための重要な要素の一つだからです。
今回は、売れる営業が靴を磨いている2つの理由と、営業を成功させるための上手な靴との付き合い方を紹介します。
この記事の目次
理由1:顧客は営業の靴を見ている
自らの商売道具をどれだけ大切にできているか? これを見れば、営業担当者の力量の一端を推し量ることができます。
そして、商売道具をどれだけ大切にできているかは、靴を見ると一番わかりやすいと言えます。神は細部に宿るという。その細部が「靴」だと考えるお客様も少なくありません。
顧客は営業に来たあなたの靴を見ています・・・これが売れる営業マンが靴を磨いている1つめの理由です。
競合他社の営業マンより靴が綺麗ですか?
「靴が綺麗だったから」という理由で大型受注した営業マンがいます。その裏返しとして、「競合他社の営業マンの靴が綺麗だったから」という理由で他社に仕事を取られた営業マンもまたいます。
出会った時や別れ際、お辞儀して頭を下げた時に目に入りやすい靴ですが、余談として、営業マンの「お辞儀が綺麗だったから」という理由で選ぶお客様もいます。お客様に選ばれた側の会社の営業マンは、最敬礼が非常に美しかったそうです。
善悪の話ではなく、「靴の手入れがなされている(お辞儀が綺麗)」というような基準で選ぶお客様もいるということを押さえておきましょう。
理由2:靴を磨くことで心に余裕が生まれる
有名なスポーツ選手の言葉を借りれば、靴を磨く時間は「心を整える」時間です。
何も考えず、ただ無心になって磨く。革の光を感じ、より美しくなるように、ただただ磨く。いつでもスマホを片手に忙しなく動きまわっているビジネスマンにとっては、靴磨きの時間は、頭を空っぽにできる本当に貴重な時間です。
「靴磨きは座禅と似ている」
靴磨きを趣味にしている人にはこう話す人もいるくらいです。
靴を磨くことで心に余裕が生まれる・・・これが売れる営業マンが靴を磨いているもう1つの理由です。
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心配事があるなら靴を磨こう!
また、汚れた靴を履いているときは自分の靴が気になったりしますが、靴を綺麗に磨いておけば自分の足下に自信が持てているので、顧客との商談に集中できるという実用的なメリットもあります。
靴磨きによって生まれた心の余裕は仕事にプラスに働きます。必死になっていたら見えないところに気がつくようになります。
靴を磨くことによってそういうプラスの循環ができます。商談に集中して細かいところに気を配れるようになるには、心配事が少ない状態を作る必要があり、靴を磨いてキレイにしておくことで、心配事を減らすことができるのです。
革靴は最低3足買って、履くのは1週間に2回まで
靴の話になると「高い靴を買え」という人も多いですが、本革であればそこまで高い靴を買う必要はないでしょう。
その代わり、同じ靴を履くのは1週間に2回までにしまう。シューキーパーは必ず使いましょう。そうしないと靴が湿ってダメになってしまいます。ビジネスシューズの革靴は湿気に弱いのです。
よって、毎日営業で週5日履くとすると3足は必要になります。3足をローテーションで履けば安い靴でも5年は履けます。合皮の靴に比べて本革の靴は高価ですが、3年位のスパンで考えれば本革の方が断然安価です。
2週間に1回は靴磨きをしよう!
そして、靴は週に1回、少なくとも2週間に1回は磨きましょう。
磨くだけで「もち」が全然違ってきます。実際、磨くというより化粧水を塗るようなイメージです。詳しい磨き方は靴メーカーのサイトを参考にするとよいでしょう。
(外部リンク)知りたい!靴のお手入れ | 靴のあれこれ | リーガルコーポレーション
靴は磨かないと簡単に汚くなりますが、手をかければかけただけ美しくなります。傷がついていようが、色が落ちていようが、丁寧に手入れされた靴は美しいのです。
むしろ、そういった傷や色落ちをどのように美しくするかが靴磨きの一つの楽しみともいえるように、靴磨きの腕も磨きたいものです。
(監修: 本気ファクトリー代表 畠山和也)
(編集:創業手帳編集部)