開業手帳2015年10月19日
骨董品店の開業手帳
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ここ最近消費者のリサイクル意識も変化してきており、中古でいいので価値を持っている商品を安く入手して長期間使用する意識が高くなってきています。
そのため中古品販売のマーケット市場は拡張しています。そして中古品の中でも骨とう品の小売業については、バブル時代は投機目当ての購入の増加によって価格も高騰しましたが、現在もマーケット市場は拡張しておりお店数も増えています。
この記事の目次
1.開業する際に必要となる手続きについて
骨とう品店を開業する際は、古物商の許可を申請してください。
<許可申請先と許可>
・所轄の都道府県の警察署防犯課、あるいは生活安全課で許可を得てください。
・開業地が複数県にまたがる際は、各地方の警察署で許可を得てください。
・営業所の実地検査をした後に、許可プレートと古物台帳を警察署に提出した後、許可証を交付されます。
<申請に必要となる書類>
・許可申請書(正副2通)
・経歴書
・誓約書
・住民票の写し
・身分証明書
・登記事項証明書
・手数料
* 法人の場合は下記の書類も必要
・定款の写し
・登記簿謄本
・管理者名簿
・営業所一覧
通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署に開業申請をまた法人の場合は必要に応じ、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワークへ、また労災保険関係は労働基準監督署、そして税金関連は所轄の税務署、または税務事務所に申請してください。
2.開業にあたっての留意点・準備
1)商品販売について
時計や古美術、また宝飾品といった商品知識を身につけ、顧客に対して商品価値を説明して信頼を得てください。
そうするためには、経営自らがコレクターである必要があります。
2)商品仕入について
商品についてはオークション骨とう、また各地方で定期的に行われている業者市などで入手してください。
さらに業者市で仕入れ価格や相場価格を把握して、自店の顧客層に合った商品を適切価格で仕入れるようにしてください。
3)店舗イメージについて
以前の古いイメージを払拭した、明るくモダン的な店舗に人気があります。
そして各地域の骨とう市や様々なイベントにも人気がありますので、出店してみるのもいいでしょう。
しかしフリーマーケットなどでは、商品価値が低下する恐れもありますので注意してください。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中