開業手帳2015年12月1日
システム開発業の開業手帳
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- 開発業の内容は経済産業省における情報サービス業の区分の中で「受注ソフトウェア」に分類でき、主に業務専用システム開発になります。
システム開発は、開発製品をどのような環境で動作するかによって変わってきます。
また汎用系とオープン系に大別できます。 - 汎用系ですが、こちらは大型の汎用コンピュータを使用して特定の業務用システムを開発する内容です。
プログラム言語はCOBOL,PL/1が多くなっています。
またオープン系ですが、こちらはUNIX、またはWindowsベースのワークステーション、そしてパソコンを使用した業務用システムの開発が主になります。
こちらのプログラム言語はC、C++、Java、Visual Basicなどを使用します。
以前は汎用系のシステム開発が主でしたが、近年はハード技術やダウンサイジングの成長もありオープン系のシステム開発が中心になっています。
- 開発業の内容は経済産業省における情報サービス業の区分の中で「受注ソフトウェア」に分類でき、主に業務専用システム開発になります。
この記事の目次
1.開業に必要な手続き
システム開発の開業の際は、許可申請などは特に必要ありません。
2.開業にあたっての留意点・準備
アプリケーションの動向
業務用システム開発ですが、昨今のアプリケーション動向を把握しておく必要があります。
その中でもCRM(顧客関係管理)、SCM(サプライチェーン・マネジメント)など経営革新・経営改革分野は新システム開発が求められることもあり、積極的に自社技術を投入することをお勧めします。
統合サービス化と二極分化
ここ最近企業ではコンサルティング、業務改革、また情報システム構築や運用、サポートなどあらゆる行程を一括受託する統合サービス化の動きが活発化してきています。
しかしシステム開発業界では、コンサルティング・設計と言った上流工程を担当する大手企業、またプログラム作成といった下流工程を担当する中小企業と言った二極分化が進んでいます。
また中小企業でもコンサルティング技術を高めたり、技術を差別化したりなどの努力も必要です。
業界売上高の動向
経済産業省の「特定サービス業実態調査」では、アジア経済危機以降10%前後の増加を続けてきた情報サービス業の売上高は、2002年に前年比3.5%増と純化し、さらに2003年には0.9%と減少しました。
その中でもシステム開発業が属している「受注ソフトウェア」は、同2.8%減とその減少幅も目立っています。
現在は伸び率の成長は止まっていますが、需要については大きなものであることに変わりありません。
開業する際は、このような動向きちんと把握しておく必要があります。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中