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補助金・助成金:「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」 令和5年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの公募(第1回)を開始

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2023年08月01日~2023年08月31日
運営組織

国立研究開発法人情報通信研究機構
内容

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る令和5年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの公募(第1回)を開始します。

申請期間:令和5年8月1日(火)から令和5年8月31日(木)17時まで

助成率テキスト

【研究開発プロジェクトの助成率、助成上限額、助成期間等】
本事業は、予算の範囲内において次のとおり実施します。なお、予算の状況等により、助成率、助成上限額、助成期間等に変更が生じる場合があります。

・助成率は、研究開発プロジェクト期間全体の事業総額(税抜)のうち、研究開発に係る助成対象経費の2分の1以内とします。ただし、各事業年度の助成率の上限は3分の2まで認めます。なお、採択評価や研究開発期間中に実施するステージゲート評価における評価結果によっては助成率が2分の1を下回る可能性もあります(例えば、採択時に2分の1とされていた助成率が評価結果を踏まえ3分の1等に変更)。また、複数の研究機関(企業、大学等)による参加の場合、機関ごとに助成を行います。

・助成上限額は、研究開発プロジェクト毎に異なります。詳細は、研究開発プロジェクト候補一覧を確認してください。

・計画開始時の助成の交付決定に当たっては、最初の1~2年程度の実施期間(当面の最大助成期間は令和7年3月31日まで)を対象として助成額等を決定します。
後年度の実施期間を対象とした助成額等についてはステージゲート評価の結果等を踏まえて別途決定します。
・助成事業の変更・中止等は、社会実装・海外展開志向型戦略的プログラム助成金交付要綱(以下「交付要綱」といいます。)第7条第1項及び第2項の規定により助成金の交付の決定を受けた者(以下「助成事業者」といいます。)からの申請を踏まえ、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「機構」といいます。)において決定します。また、助成事業の進捗状況の報告等に基づき、途中で助成を中止する場合があります。

(研究開発プロジェクト候補一覧)
公募対象とする研究開発プロジェクトの候補は以下の通り。
1.オール光ネットワーク関連技術

研究開発プロジェクト①:1T 超級光トランスポート用 DSP 回路実装技術に関する研究開発プロジ
ェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):50 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 18 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)の基盤となる高速大容量・低遅延・低消費電力・高信頼な光ネットワークを
構成する光伝送装置を実現に向けて最重要となる 1Tbps 超級光トランスポート用信号処理回路(DSP)の回路実装技術の研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト②:オール光ネットワークのサービス機能向上技術及び遠隔制御対応光トラ
ンシーバ構成技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:4 年間(令和 5 年度~令和 8 年度末まで)
助成額上限(4 年間):71 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 36 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)ネットワークにおけるデバイスからサービス/アプリケーションまでの End-
End での通信の品質保証や低遅延の実現に向けて、多数の基地局接続やデータセンター間接続における高い通信品質要件を確保するための、オール光ネットワークのサービス機能向上技術及び遠隔制御対応光トランシーバ構成技術の研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト③:超大容量・高品質光ネットワークノード技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:4年間(令和 5 年度~令和 8 年度末まで)
助成額上限(4 年間):20 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 9 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)に求められる大容量・高品質な光ネットワークを実現するため、光ファイバコア当りの多重波長数の拡大、1波あたりの周波数利用効率の向上に合わせた伝送品質の飛躍的改善、さらに消費電力の大幅な低減を可能とする超大容量・高品質光ネットワークノード技術の研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト④:Beyond 5G(6G)アクセスネットワーク装置の小型化・低消費電力化技術
に関する研究開発プロジェクト
研究開発実施期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):52 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 15 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)アクセスネットワークの超高速・大容量化を実現するため、無線系アクセスネットワークと光系アクセスネットワークの伝送容量のさらなる高速化・大容量化、無線基地局の
小型化を実現する光電融合型光送受信技術、光電融合技術を用いた集積実装技術(光系アクセスネットワークで 100Gbps 以上、ミリ波帯無線アクセスネットワークで 10Gbps 以上のデータ伝送速度を実現)、これら技術を実装した小型無線基地局技術の研究開発を支援する。

2.非地上系ネットワーク関連技術

研究開発プロジェクト名①:LEO/MEO 衛星向け地上局用フラットパネルアンテナ技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和9年度末まで)
助成額上限(5 年間):60 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 13 億円程度上限概要:今後の低軌道 LEO (Low Earth Orbit)・中軌道 MEO (Medium Earth Orbit)による衛星通信サービスの拡大のため、LEO/MEO 通信衛星向け地上局用フラットパネルアンテナの小型化・低価格化、将来の広帯域化を見据えた Ka/Ku帯デュアルバンド対応アンテナ等に関する技術の研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト②:次世代大容量小型宇宙光通信システムの技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):100 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 19 億円程度上限
概要:次世代大容量小型宇宙光通信システム及びその関連サービスの提供を目指し、量産化可能な次世代小型宇宙光通信ターミナルの技術開発、大容量宇宙通信ネットワーク実現に向けた光信号処理の基盤技術開発及び次世代大容量小型宇宙光通信システムの実証に係る研究開発を支援する。

3.セキュアな統合・仮想化ネットワーク技術

研究開発プロジェクト①:Beyond 5G(6G)ネットワークの通信制御・データ通信処理ソフトウェア技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):66 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 35 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)ネットワークにおいて求められるネットワークシステム全体としての柔軟性・拡張性、高信頼性・高い回復力、効率性を達成するため、オープンかつデファクト技術をベー
スとした、コアネットワークのアーキテクチャ、通信制御ソフトウェア及びデータ通信処理ソフトウェアの研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト②:Beyond 5G(6G)における無線基地局の高機能・高性能・高信頼性・低消
費電力化技術に関する研究開発プロジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):94 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 40 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)無線基地局における高速大容量・高機能・高性能・低消費電力を実現するため、無線基地局において柔軟、高信頼及び高性能を実現する仮想化基盤技術及び RU 共通プラットフォーム、Sub6 高効率アンプ等の研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト③:次世代通信に向けたエッジクラウドの高度化技術に関する研究開発プ
ロジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):100 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 41 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)ネットワークにおける超高速・大容量化、低遅延等を実現するため、エッジクラウド(ファーエッジデータセンター、リージョナルデータセンター)及びセントラルデータセンター間での高度な連携を可能とするエッジクラウド向けプラットフォームや将来のマルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)ユースケースに備えたプラットフォームの低遅延・性能強化に関する研究開発を支援する。

研究開発プロジェクト④:マルチドメインルーティング・認証管理基盤技術に関する研究開発プロ
ジェクト
研究開発期間:5 年間(令和 5 年度~令和 9 年度末まで)
助成額上限(5 年間):10 億円程度 ※令和 5 年度・令和 6 年度で 3 億円程度上限
概要:Beyond 5G(6G)時代におけるデジタルツイン社会の到来に向け、陸・海・空・宇宙空間を含
めたあらゆる場所から、平時・災害時を問わず、安定して利用可能な通信環境を実現することを目的とし、多様なネットワークや関連リソースを統合管理するため、ソフトウェアで実装した通信基盤(集約装置等)により、物理的な設置場所に依存せず、ネットワークリソースを柔軟にスケールアウトする技術、固定通信網(Wi-Fi 含む)とモバイル通信網及び非地上系ネットワーク(NTN)網などをシームレスに統合管理する技術の研究開発を支援する。
詳細URL

「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」 令和5年度社会実装・海外展開志向型戦略的プログラムの公募(第1回)を開始

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