補助金・助成金：「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業（DTSU）」に係る第9回公募及び「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業（GX）」に係る第6回公募について

補助金・助成金
全国
募集期間 2025年11月26日～2025年12月03日
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、事業の実施者等を一般に広く募集します。
【概要】
本事業は技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象として、VC等との協調やステージゲート審査の活用により、長期的視野で実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。

事前相談期間：2025年11月25日（火）まで
公募受付期間：2025年11月26日（水）10時～2025年12月3日（水）正午


〔1〕STSフェーズ（実用化研究開発（前期））
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
助成金の額：3億円以内または5億円以内（※1）／事業期間
事業期間：本支援事業への応募に際してVC等、CVC、事業会社から出資を得てから、次にVC等、CVC、事業会社から出資を得るまでの期間を基準として設定すること。（1.5～2年程度を目安とし、同一フェーズ内で最長4年を上限とする。）
NEDO負担率：2／3以内
〔2〕PCAフェーズ（実用化研究開発（後期））
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
助成金の額：5億円以内または10億円以内（※1）／事業期間
事業期間：本支援事業への応募に際してVC等、CVC、事業会社から出資を得てから、次にVC等、CVC、事業会社から出資を得るまでの期間を基準として設定すること。（1.5～2年程度を目安とし、同一フェーズ内で最長4年を上限とする。）
NEDO負担率：2／3以内
〔3〕DMPフェーズ（量産化実証）
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
助成金の額：25億円以内（※2）／事業期間
事業期間：本支援事業への応募に際してVC等、CVC、事業会社から出資を得てから、次にVC等、CVC、事業会社から出資を得るまでの期間を基準として設定すること。（1.5～2年程度を目安とし、同一フェーズ内で最長4年を上限とする。）
NEDO負担率：2／3以内もしくは1／2以内（※3）
※1：事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
※2：事業会社との連携（共同研究、調達、販路開拓等）に係る書面（MOU等の文書）の提出が必要となります。
※3：DTSU事業では、助成対象費用の1／6以上の金額の出資を、NEDOが定める所定の期間内に得ることを出資報告書もしくは出資意向確認書の提出により示す場合、NEDO負担率は2／3以内、それ以外の場合は1／2以内とします。GX事業では、NEDO負担率は2／3以内とします。
ただし、ステージゲート審査を経てフェーズを移行する場合を含め、当該事業全体で1件当たりの助成金額の上限を30億円、事業期間の上限を6年とします。
300000万円
GX分野のディープテックスタートアップに強力な支援があります！

GX（グリーントランスフォーメーション）は化石資源に依存する産業・社会構造を、クリーンエネルギー基盤の持続可能な構造へ転換する取り組みです。化石資源は有限であり、採掘から使用の間で大量の二酸化炭素を排出するため、温室効果ガス削減は国際的な喫緊課題になっています。

GXではカーボンニュートラルと経済成長の両立を目指し、産業構造やサプライチェーンの抜本的な見直しが求められます。なかでもディープテックと呼ばれる革新的技術の社会実装が鍵を握っており、大学や研究機関での研究成果を事業化する役割が重要です。

こうした先端技術を実用化するスタートアップへの期待が高まるなか、NEDOなどはディープテックスタートアップの育成・支援を強化しています。公的支援と民間投資の連携で技術の実装を加速させることが、GXの成否を左右します。
「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業（DTSU）」に係る第9回公募及び「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業（GX）」に係る第6回公募について

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