補助金・助成金：「令和6年度畑作物産地生産体制確立・強化緊急対策事業のうちかんしょ生産性向上支援事業（でん粉原料用かんしょ産地対策事業）の公募について」

補助金・助成金
全国
募集期間 2024年12月25日～2025年01月24日
農林水産省
かんしょ生産性向上支援事業（でん粉原料用かんしょ産地対策事業）（以下「本事業」という。）の事業実施主体を募集しますので、本事業の実施を希望される方は、御応募ください。

公募期間：令和6年12月25日（水曜日）から令和7年1月24日（金曜日）午後5時00分（必着）


第１ 趣旨
畑作物産地生産体制確立・強化緊急対策事業のうちかんしょ生産性向上支援事業（でん粉原料用かんしょ産地対策事業）（以下「本事業」という。）の事業実施主体の公募については、この要領により行うものとする。
第２ 事業の内容
本事業は、でん粉原料用かんしょ等の生産性向上を目的とした、次に定める取組に必要な経費を助成するものとする。
１ 新品種の早期普及
２ ドローン等を使った防除技術の確立
３ ほ場の地力対策
４ 生分解性マルチの導入促進
５ かんしょ生産省力機械の導入促進
かんしょ生産の省力化を図るために農業機械等を導入又はリース導入する場
合に必要な経費。
（１） 事業の対象となる農業機械等
ア プランター
イ 防除用機械
ウ 茎葉裁断機
エ ハーベスタ
オ 耕土改良・排水対策用機械
カ マルチャー
キ マルチはぎ機
ク 育苗用機器（苗床造成機、一斉採苗機等）
ケ 乗用トラクター
（２）（１）のケの導入については、以下に掲げる要件を全て満たす場合に限るもの
とする。
ア 専ら、でん粉原料用かんしょの生産に使用すること。
イ （１）のイからキまでに掲げる農業機械のいずれかをけん引するためのも
のであり、当該機械とともに導入すること。
ウ 導入に係る経費が、同種の機能を有する自走式農業機械と比較して安価で
あること。
エ 乗用トラクター規格が、導入を予定する農業機械に対して適切なものであ
ること。
６ 「こないしん」及び「みちしずく」の生産拡大
７ 労働負荷軽減対策モデル実証
ア 地域における検討会の開催に係る経費
イ 実証計画（地域で取り組む作業の集約化及び作業受委託に係る体制、成果目標、委託作業の内容・規模、事業の活用計画等の取組内容を記載したもの）の作成・実施、分析に係る経費
ウ 実証結果の普及に係る経費
エ 実証における作業委託に係る経費

◉本事業の補助率については、次のとおりとする
（１）第２の１から５については、事業に要した経費の 1/2 以内とする。
（２）第２の６については、10 アール当たり 7,000 円とする。
（３）第２の７のアからウまでについては、10/10 以内とし、エについては、1/2 以内とする。
（４）第２の２、５及び７の取組において農業機械等の導入又はリース導入を行う場合は、次の基準により補助する。
ア 補助率は 1/2 以内とし、リース導入の場合は、リース物件購入価格（消費税抜き）の 1/2 以内とする。
イ 本体価格が 50 万円以上の農業機械等（アタッチメントを含む。）であること。
ウ 原則、新品であること。ただし、九州農政局長が必要と認める場合は、中古農業機械等（法定耐用年数から経過期間を差し引いた残存年数（年単位とし、１年未満の端数は切り捨てる。）が２年以上の農業機械等をいう。）も対象とすることができるものとする。
でん粉原料用かんしょの生産性向上に向けたさまざまな取り組みに支援があります！

でん粉は、国内で消費されるさまざまな食品や医薬品などにとって重要な原料です。その受給は堅調に推移しており、安定生産が求められています。

かんしょ（サツマイモ）は、台風が多く、作付けに不向きな火山灰土壌である南九州を中心に基幹作物として育てられています。

でん粉原料用としては、かんしゃの約4割が仕向けられており、生産者所得の安定化や、地域農業、地域経済として重要な役割を果たしています。

しかしながら、2022年は産地でのサツマイモ基腐病発生などの影響によって生産量が大幅に減少するなど、安定生産に課題を抱えています。

このような背景のもと、農林水産省は、「畑作物産地生産体制確立・強化緊急対策事業のうちかんしょ生産性向上支援事業（でん粉原料用かんしょ産地対策事業）」により、でん粉原料用かんしょ等の生産性向上を目的とした取り組みを支援しています。
令和6年度畑作物産地生産体制確立・強化緊急対策事業のうちかんしょ生産性向上支援事業（でん粉原料用かんしょ産地対策事業）の公募について

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