開業手帳2015年10月8日
ソムリエの開業手帳
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- ソムリエの仕事は、食事にマッチしたワインの選定、提供するサービス内容の策定、仕入れ、在庫管理など、ワイン全般についてです。
- 日本ソムリエ協会主催の資格試験を受験する為には、アルコールやワイン飲料を提供する飲食サービス業に通算5年以上経験し、更に、今も行っていることが条件になります。
- ワインを各国から取り寄せ提供することによりセールスポイントにもなります。また、レストラン、ホテルなどでの需要も高くなっています。
この記事の目次
1.開業に必要な手続き
飲食店を開業するためには、いくつかの届出が必要になります。
食品衛生法と食品衛生責任者
店舗所轄の保健所の食品衛生課に営業許可の申請を行う必要があります。食品衛生法の規定では各店舗に、食品衛生責 任者を1人置く必要があります。
食品衛生責任者は、調理師、栄養士、製菓衛生師などの資格が必要で、資格者不在の場合は、保健所が行っている食品衛生責任者講習会を受講すれば資格取得も可能です。
税務及び社会保険関係について
通常の開業手続きですが、個人の場合は税務署へ開業手続き、また、法人の場合はそれぞれの事情により、健康保険・厚生年金関係は社会保険事務所へ、雇用保険関係はハローワーク、また、労災保険関係は労働基準監督署、そして、税金関連は所轄税務署、または、税務事務所に申請を行う。
深夜酒類提供飲食店営業の届出について
深夜の時間(午前0時から日の出前)に酒類販売を行う場合は、公安委員会に対して、「深夜酒類提供飲食店営業」を届出る事になります。
また、不明な点は地域の警察署・保安係に問い合わせとなります。
2.開業にあたっての留意点・準備
セールスポイント
ソムリエの存在は飲食業としては、大きなセールスポイントになります。ソムリエはレストラン、ホテルなどでの需要も高くなっています。資格があればワインのスペシャリストとして仕事ができます。
メニューや企画
新しいサービスの発掘や、メニュー考案と言った企画力も求められます。また、専門知識以外にも接客業の技量も必要で、飲食サービス業における実務経験が重要になります。
ソムリエ資格を取得して3年経ち、更にワイン、アルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算10年以上経験することで、1つ上のシニアソムリエ資格を受験することも可能になります。
シニアソムリエ資格に合格すれば報酬アップの期待も膨らみ、世界的なコンテストなどにも出場出来ます。また、講演や執筆業などでも活躍出来ます。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中