注目のスタートアップ

本の要約サービス「flier」運営の「フライヤー」が6億円調達

company

2022年5月27日、株式会社フライヤーは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

フライヤーは、本の要約サービス「flier」を運営しています。

主にビジネス書を1冊10分程度で読めるように要約し提供しています。

2019年から、人材育成サービスとして「flier法人版」を提供しています。

今回の資金は、人材育成サービスとしてのプロダクトの強化、福利厚生用途や施設導入など新しいニーズへの体制強化、活字以外のコンテンツ(音声・動画など)と機能の拡充に充当します。

ビジネス書は年間5,000冊以上が出版されています。

毎年新たなベストセラーが誕生しており、最新の科学的知見や、ビジネスに活用できる新たな理論などを学ぶことができます。

書籍は専門性が高く信頼性も高いため知識を得るには非常に有用な媒体ですが、一方で読むのに時間がかかるため、読まなければならないとわかっていても読めないという人も多いでしょう。

書籍の要約サービスは、このように書籍を読むのに時間をとれない人のニーズに応えるもので、着実に会員数を伸ばしています。

また、ながら聞きできるオーディオブックは、何か作業しながらでも聞けるため、こちらも新たな書籍の需要方法として大きく注目され、そのシェアを拡大させています。

「flier法人版」は、ビジネス書の要約が読めるだけでなく、学んだことを定着させるためのアウトプット機能があることが特徴的です。学んだことや気づきをメモし、それを社員同士でシェアできるため、社員のメモからも知見を深めていくことができます。

人手不足が深刻な中、即戦力の採用だけでなく、既存の社員のスキルの向上も重要となっています。「flier法人版」は、社員自らが学んでいくことができるため、人材育成サービスとして注目されています。

読書はコストパフォーマンスの高い学習方法です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ flier ビジネス書 フライヤー 人材 人材育成 教育 書籍 株式会社 活字 福利厚生 要約 資金調達 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

船舶管理プラットフォーム「MARITIME 7」を開発する「ザブーン」が3.9億円調達
2024年8月7日、株式会社ザブーンは、総額3億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は6億円を突破しました。 ザブーンは、船舶管理プラットフォーム「M…
建設業界の職人と工事会社のマッチングサービスなどを手がける「助太刀」が「パナソニックホールディングス」から資金調達
2024年7月26日、株式会社助太刀は、パナソニック ホールディングス株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。 また、パナソニックHD傘下で、住宅設備・建材の製造・販売を担うパナソニック ハ…
「フィンプラネット」による確定拠出年金向けロボアドバイザー「fintsDC」が提供開始
2021年1月27日、株式会社フィンプラネットは、「fintsDC」のサービス提供を2021年1月から開始したことを発表しました。 「fintsDC」は、確定拠出年金制度における加入者の資産運用を支援…
パブリック・ブロックチェーン「Plasm Network」の開発をリードする「Stake Technologies」が資金調達
2021年3月2日、Stake Technologies Pte Ltdは、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、世界的な暗号資産取引所であるOKExが組成した約100億円ファンドで…
クラウドファンディング構築SaaS「ENjiNE」が経済産業省「IT導入補助金2021」の対象ツールに採択
2021年9月9日、株式会社Relicは、提供する「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」が、「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金(通称:IT導入補助…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集