補助金・助成金： 「雇用調整助成金」

補助金・助成金
業種指定なし
全国
厚生労働省
雇用調整助成金は、経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図るための休業、教育訓練、出向に要した費用を助成する制度です。


【受給額】
　受給額は、休業を実施した場合、事業主が支払った休業手当負担額、教育訓練を実施した場合、賃金負担額の相当額に次の助成率を乗じた額です。また、教育訓練を行った場合は、1人１日あたり以下の加算があります。（ただし受給額の計算に当たっては、1人1日あたり8,870円を上限とするなど、いくつかの基準があります。）
　休業・教育訓練の場合、その初日から１年の間に最大100日分、３年の間に最大150日分受給できます。出向の場合は最長１年の出向期間中受給できます。

◎中小企業
・助成率：3/2
・教育訓練加算額：1,200円
◎大企業
・助成率：1/2
・教育訓練加算額：1,200円
雇用維持に課題を抱える事業者に助成があります！

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大や原材料価格の高騰、急激な円安、サプライチェーンの混乱などで、多くの企業が生産調整や出荷減少を余儀なくされています。

こうした環境下で休業や教育訓練を行う際、従業員への賃金補償負担が重くのしかかり、雇用維持に苦慮するケースが増えています。

厚生労働省が提供する「雇用調整助成金」は、休業手当や教育訓練時の賃金の一部を助成しています。この助成金を活用することで、キャッシュフローの悪化を防ぎながら熟練人材の確保とノウハウ継承を図ることが可能です。
雇用調整助成金

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