補助金・助成金 ：「環境保全型農業直接支払交付金」

補助金・助成金
農業，林業
全国
農林水産省
平成23年度から化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組と合わせて行う地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い営農活動を支援しています。


◉有機農業
国際水準の有機農業を実施する移行期の取組
・そば等雑穀・飼料作物以外は14,000円/10a、そば等雑穀・飼料作物は3,000円/10a

◉堆肥の施用
主作物の栽培期間の前後のいずれかに堆肥を施用する取組
・3,600円/10a 等

◉炭の投入
農地に炭を施用する取組
・5,000円/10a

◉総合防除
IPM実践指標の取組を実施するとともに、畦畔機械除草や交信攪乱剤の利用等の活動を実施する取組
・4,000円/10a

＊その他の支援制度については、詳細URLから内容をご確認ください
農業において環境対応を進める絶好のチャンスです！

現代農業において、化学肥料や農薬は重要な生産資材ですが、その使用に伴う環境への負荷が近年、社会的に問題視されるようになってきました。とくに自然との関わりが深い農業分野においては、環境への配慮と持続可能な取り組みの推進がこれまで以上に重要となっています。

こうした背景を受け、農林水産省では、環境に配慮した農業の実践を支援するため、さまざまな施策を展開しています。

そのひとつが「環境保全型農業直接支払交付金」です。この制度は、化学肥料および化学合成農薬の使用を50％以上削減しつつ、気候変動対策や生物多様性の保全に効果的な営農活動を行う農業者に対して、経済的支援を行うものです。

具体的には、有機農業の推進、堆肥の施用、リビングマルチの導入などが全国共通の取り組みとして定められており、これらの実践が支援対象となります。

さらに、地域の特性に応じた独自の取り組みも支援対象に含まれています。冬期湛水管理など、地域固有の環境保全技術も、その一例です。
環境保全型農業直接支払交付金

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