資金調達手帳 2018年1月8日
「環境調和型製鉄プロセス技術の開発/水素還元活用製鉄プロセス技術開発(フェーズII-STEP1)」公募予告
新エネルギー・産業技術総合開発機構は「環境調和型製鉄プロセス技術の開発/水素還元活用製鉄プロセス技術開発(フェーズII-STEP1)」について発表しました。
コークス製造時に発生する高温のコークス炉ガス(COG)に含まれる水素を増幅し、コークスの一部代替に当該水素を用いて鉄鉱石を還元する技術を開発します。また、高炉ガス(BFG)からCO2を分離するため、製鉄所内の未利用排熱を活用した革新的なCO2分離回収技術を開発します。これらの技術開発によりCO2排出量の約3割削減を目標に、低炭素社会を目指します。
これらの技術開発においてフェーズI-STEP1(2008~2012年度(5年間))として要素技術開発を実施してきました。フェーズI-STEP2((2013~2017年度(5年間))において要素技術を組み合わせたパイロットレベルの総合実証試験を行いました。
フェーズII(2018~2025年度(8年間))において実証規模試験を経て、最終的に製鉄所における現状の全排出レベルに比較して約30%のCO2削減を可能にする技術の確立を目指しています。
今回、フェーズII-STEP1(2018~2022年度(5年間))では、実機設備の部分検証として「羽口全周吹込み」の製作・施工に着手します。CO2分離回収技術においては、実証試験とマッチングできるCO2分離回収コスト2,000円/t-CO2以下を深化する技術を開発するため、高性能化学吸収液等の開発、未利用排熱活用技術の適応研究を実施し、更なるコスト低減技術の構築を図ります。
対応地域 | 全国 |
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対応業種 | エネルギー・環境ものづくり・技術研究開発/商品・サービス開発 |
関連タグ | 事業計画関連の資金調達 |
詳細情報はこちら
「環境調和型製鉄プロセス技術の開発/水素還元活用製鉄プロセス技術開発(フェーズII-STEP1)」に係る公募について(予告)
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