在宅専用の小型血液透析装置を開発する「フィジオロガス・テクノロジーズ」が資金調達

資金調達

2026年6月9日、フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、資金調達を発表しました。

フィジオロガス・テクノロジーズは、在宅専用の血液透析装置を開発しています。

通院不要で頻回透析を可能にすることで、生命予後の向上を目指しています。

今回調達した資金は、在宅血液透析装置および消耗品の設計・開発・試作、さらに電気的安全性試験、電磁両立性試験、生物学的安全性試験などの非臨床試験に活用します。


人工透析は、腎不全によって腎機能が低下した患者に対し、老廃物の除去や電解質の調整、水分量の維持を行うことで体内環境を保つ治療です。週3回・1回4時間の治療が標準とされています。人工透析では看護師や臨床工学技士の常時配置が必要となるため医療機関の負担は大きく、さらに患者にとっても長時間の通院治療が避けられないため生活の質を損なう要因となっています。

こうした課題に対する解決策として注目されているのが在宅透析です。通院負担がなくなるだけでなく、より柔軟かつ高頻度の治療が可能となるため、予後の改善が期待されています。しかし日本では在宅向けに設計された透析装置が存在せず、業務用機器を転用するしかない状況が続いており、導入の妨げとなっています。

この状況を踏まえ、フィジオロガス・テクノロジーズは北里大学の研究成果をもとに、小型で安全性の高い在宅専用血液透析装置の開発を進めています。

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