注目のスタートアップ

定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営する「アドレス」が資金調達

company

2022年12月6日、株式会社アドレスは、株式会社ボルテックスへの第三者割当増資と、株式会社静岡銀行からの新株予約権付融資により資金調達を実施したことを発表しました。

また、サービス産業生産性協議会が主催する「第4回日本サービス大賞」で優秀賞と審査員特別賞に選ばれたことも併せて発表しています。

アドレスは、定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress(アドレス)」を運営しています。

「ADDress」は、全国の空き家を活用した住宅のサブスクリプションサービスです。

1軒をひとりで利用するのではなく、同時に複数の会員が居住し生活を行い、さらにリノベーションした空き家を活用することでコストを抑えています。

プライバシーを確保するため、8割の拠点には寝室となる個室が用意されており、リビングやキッチンなどをシェアハウスのように共有で利用します。

各拠点には家守と呼ばれる管理者がおり、家守をハブとした会員同士・地域住民とのコミュニティ・交流機会を提供しています。

今回の資金は、空き別荘など地方の遊休資産の物件開発の強化や、人材採用、システム開発に充当します。

住居は生活の中心となるものであり、立地・間取りなどによってライフスタイルが変化します。

しかし、住宅には購入か賃貸かという2択しかなく、どちらにしても一度住宅を手に入れる/契約するとそう頻繁に住居を変更することはできません。

また、賃貸物件は2年契約が多いため、もし住む場所を頻繁に変えたい場合であっても2年間は同じ場所に住むことになります。さらに賃貸契約は手続きに手間もコストもかかるため、自由に住居を選ぶというライフスタイルには課題があることがわかります。

しかしサブスクリプションサービスの流行により、住宅の領域でもサブスクリプションサービスが登場し、購入・賃貸だけでない選択肢を提案しています。

住宅のサブスクリプションサービスのいくつかは、全国にある拠点に月額定額制で住み放題となれるというモデルです。

もちろんこのモデルはコストがかかるため、利用料金が高くなってしまいます。そのため住宅サブスクではコストを抑えるため、住んでいない間は宿泊施設として貸し出す、宿泊施設と提携して住居として利用する、複数員でひとつの拠点を共有するなどさまざまな工夫を行っています。

「ADDress」では、空き家を活用し、ひとつの拠点に複数の会員が同時に生活をすることによってコストダウンを図っています。

またこのモデルはその拠点ごとに小さなコミュニティが流動的に生まれ、場所ではなく「人」を軸とした関係性が構築されることが特徴的です。

アドレスは空き家活用とコミュニティ構築のモデルにより、全国の活性化や関係人口創出に貢献していくことを目指しています。

生活には住居が必要ですが、起業にはオフィスが必要です。創業期はコストとフットワークの面からシェアオフィスやコワーキングスペースを利用する起業家が増えています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、賃貸オフィスや、シェアオフィス、コワーキングスペースなどを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ADDress コミュニティ サブスクリプション プラットフォーム 不動産 住宅 住居 地方創生 多拠点 定額 株式会社 生活 空き家 資金調達 関係人口
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2026年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小規模事業者の後継者課題を解決する「ニホン継業バンク」運営の「ココホレジャパン」が資金調達
2021年3月25日、ココホレジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インパクト投資を推進する一般財団法人社会変革推進財団などです。 ココホレジャパンは、小規模事業者の後…
訪問看護事業を展開する「ウィルホールディングス」が10億円調達
2024年9月4日、ウィルホールディングス株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウィルホールディングスは、24時間365日すべての人を対象とした訪問看護サービスを提供して…
友達と遊べるたまり場アプリ「パラレル」がフルリニューアル 非ゲーマーのユーザー拡大を加速へ
2023年5月30日、パラレル株式会社は、運営する「パラレル」をフルリニューアルしたことを発表しました。 「パラレル」は、友達と通話をしながらミニゲームで遊んだり、動画・音楽を同時視聴したり、カラオケ…
知能ロボットコントローラー「Mujinコントローラ」を手がける「Mujin」が123億円調達
2023年9月5日、株式会社Mujinは、総額123億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Mujinは、汎用的知能ロボットコントローラー「Mujinコントローラ」や、ロボットビジョンシステム「…
顧客のニーズに合う商品を的確に提案する機能を持った次世代ECプラットフォーム「Arcury」がリリース
2022年1月20日、アーカス・ジャパン株式会社は、「Arcury(アーキュリー)」をリリースしたことを発表しました。 「Arcury」は、顧客価値主導型CRM「EMOROCO AI」を組み込み、顧客…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳