注目のスタートアップ

AIによる契約書チェック・サービス「AI-CON」提供の「GVA TECH」が3億円調達

company

2020年6月29日、GVA TECH株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

AIによる契約書チェック・サービス「AI-CON」や、エンタープライズ向けの「AI-CON Pro」などを提供しています。

「AI-CON Pro」は、それぞれの企業が持つ契約書雛形や法務知識をセットすることで、自社の法務基準に則った契約書レビュー業務を支援するサービスです。

これにより、ノウハウが属人化しやすい契約書レビュー業務において、法務ノウハウを部員間で共有することが可能になり、属人化の解消とクオリティの平準化を実現します。

今回の資金は、プロダクトのアップデートや、マーケティング活動、人材の拡充などに充当されます。

どのような企業も法律から逃れることはできません。そのため、法務知識の差が現場で関わってくることも多々あります。

GVA TECHは、法律のプロを雇うことの難しいスタートアップや中小企業の法務格差を解消するため、AIによる契約書チェック・サービス「AI-CON」を提供しています。

また、エンタープライズからの問い合わせもあり、エンタープライズの法律業務の民主化のために「AI-CON Pro」を提供しています。

リーガルテックの発展により、すべての企業が法務面で対等になり、ビジネスだけで勝負できる未来がやってくるでしょう。

企業の法律業務をサポートしてくれるサービスはいくつかありますが、しかしそれはあくまで支援です。経営戦略に関するアドバイスをしてくれる法律のプロフェッショナルを雇うことで、スタートアップはさらに成長できるはずです。「冊子版創業手帳」では、顧問弁護士を依頼するメリットや、商標・特許について専門家に伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI-CON AI-CON Pro GVA TECH LegalTech リーガルテック 契約書レビュー 支援 株式会社 法務 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スクラム採用プラットフォーム運営の「HERP」が4.6億円調達
2019年8月19日、株式会社HERPは、総額4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スクラム採用プラットフォーム「HERP ATS」を運営しています。 社員主導型の採用方式である…
内視鏡の画像診断支援AIを開発する「AIメディカルサービス」が80億円調達
2022年4月26日、株式会社AIメディカルサービスは、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 がん関連病変の内視鏡検査で、専門医の診断を支援するAIシステムを開発しています。 2022…
核融合の商用化に必要な主要コンポーネントの研究開発を行う「京都フュージョニアリング」が13.3億円調達
2022年2月2日、京都フュージョニアリング株式会社は、総額13億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、国内大手金融機関との間において総額7億円の無担保融資契約の締結も進めてい…
トヨタ・AIやロボティクス分野に投資する1億ドル規模のファンドを設立
Toyota Research Institute は、ベンチャー企業への投資を目的としたベンチャーキャピタルファンドを設立すると発表しました。 規模は、1億ドルで、「Toyota AI Ventur…
AIを活用した仮想通貨・株式の投資アルゴリズム開発の「Smart Trade」が4,445万円調達
Smart Trade株式会社は、「エメラダ・エクイティ」にて4,445万円の資金調達に成功しました。 仮想通貨における投資アルゴリズムの開発プラットフォーム「QuantXFactory」と、そのアル…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集