補助金・助成金：「国際クルーズ旅客受入機能高度化事業」の公募（令和6年度第4回）を開始します

補助金・助成金
全国
募集期間 2024年11月13日～2024年11月29日
国土交通省
国土交通省では、クルーズ旅客の利便性や安全性の向上等を図るため、国際クルーズ旅客受入機能高度化事業の公募（令和6年度第4回）を開始します。

受付期間：令和6年11月13日（水）～令和6年11月29日（金）17：00必着


◾️補助対象事業
本事業は、クルーズ旅客の受入機能の高度化及び物流の効率化を図る上での現状課題を踏まえ必要な施策を実施するために補助対象事業者が策定する事業計画（以下、「事業計画」という。）に位置づけられている事業が対象になります。

◾️補助対象経費等
補助対象経費の区分
・クルーズ旅客の移動又は手荷物等の搬出入の円滑化に要する経費のうち本工事費、附帯工事費、測量設計費及び補償費
例：移動式ボーディングブリッジ、屋根付き通路、荷物搬送機器 等
・クルーズ旅客が利用する旅客上屋等の受入環境改善に要する経費のうち本工事費、附帯工事費、測量設計費及び補償費
例：待合設備、空調設備、便所設備、荷物搬送設備、上屋の移設又は撤去（※１） 等
※旅客上屋等とは旅客上屋又はその代替施設（貨物上屋）
・クルーズ旅客の安全性の向上に要する経費のうち本工事費、附帯工事費、測量設計費及び補償費
例：照明設備、植栽、上屋の移設又は撤去（※１） 等
※１ 上屋の移設又は撤去は、クルーズ旅客の利便性や安全性の向上を目的とする事業に
限り、単なる老朽化対策を目的とする事業は対象外とする。

◾️補助率
1/3以内

（注）
１．補助対象経費には、土地の取得に要する費用を除きます。
２．補助対象経費に係る消費税のうち、仕入控除を行う場合における仕入控除の対象となる消費税相当分については、補助対象としないものとします。
３．駐車場及び防塵柵の整備に関する事業は本事業の補助対象外となり、同整備内容は国際クルーズ旅客受入機能高度化施設整備事業の補助対象となります。
屋根付き通路の設置や旅客上屋の改修を通じて、クルーズ旅客の利便性と安全性を高める絶好の機会です！

2019年には訪日観光客数が3,188万人に達し、過去最大を記録しました。そのうち訪日クルーズ旅客数は215万人を占め、訪日外国人のおよそ15人に1人がクルーズ船で日本を訪れています。このことから、クルーズ船はインバウンド観光の重要な一翼を担っており、さらなる設備の向上が期待されています。

一方で、クルーズ船が利用する港湾施設は厳しい自然環境にさらされるため、内陸の施設よりも劣化が進みやすいという特徴があります。また、使用開始から長期間が経過している施設も多く、これまでクルーズ需要が比較的低かったため、十分な設備が整っていない港湾も見られます。

「国際クルーズ旅客受入機能高度化事業」は、こうした課題を解消するために設けられた支援制度です。屋根付き通路や旅客上屋の改修など、港湾での旅客設備を改善するための費用について、1/3以内の補助が受けられます。この機会を活用し、快適で安全な受け入れ体制を整えることが期待されています。
「国際クルーズ旅客受入機能高度化事業」の公募（令和6年度第4回）を開始します

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