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俗にエンジェルと呼ばれる創業初期の会社に積極的な投資を行う個人投資家からの出資を期待する場合の資金調達方法です。 投資する側から見れば金融機関を通さずに行き先の不透明な創業期に投資するため、資金調達の手段としては難易度が高いです。
事業の将来性や創業者本人の魅力や信頼感、説得力がなければエンジェルの投資を期待することはできません。 また投資の相談を自ら切り出せるだけの積極性も必要です。 日頃から起業時に協力してもらえるように、取引先の社長や、知人の成功者などと、投資してもらえそうな強い人脈を作っておくことを心がけましょう。
出資を受けるにあたっては会社の支配権に注意をしなければいけません。完全に会社の支配権を掌握しておくためには議決権(会社の意思決定のために行使する権利)の2/3以上を保有している必要があります。 創業者が2/3以上を保有できなくなる場合は会社の乗っ取りなどのリスクを十分考慮して議決権割合を慎重に調整する必要があります。 また、将来的には配当という形で恩返しすることも考慮しておきましょう。