シェアオフィスという選択肢

更新日：2023年5月15日

オフィス

オフィス選びは意外と難しい？！

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会社の登記場所として、また実際のビジネス活動の中心としてオフィスが必要になる。自宅を会社の登記場所する創業者も多いが、ビジネス用のオフィスを構えることをお奨めしたい。

オフィスを持つことによって対外的に会社の信用度を上げるメリットがある。また、オフィスで仕事に取り組むことで、仕事とプライベートのオンとオフを切り替えることがしやすくなり、精神面でもメリハリをつけることもできるだろう。

業種によってその条件は大きく異なるが、地代家賃は人件費と並んで会社経営の費用に占める割合も大きい。よって、オフィス選びは重要だが、意外と難しい。立地の利便性、周囲の環境、人員計画や来客数を想定したスペースだけでなく、耐震性などにも注目して選ぶ必要があるからだ。

シェアオフィスという選択肢

Web制作、システム開発、デザインなど、パソコン１台でできるような仕事であれば、必ずしもオフィスが必要とは限らない。一方で、前述の通り自宅で仕事を続けると、プライベートとビジネスの境が曖昧になってメリハリがなくなったり、来客や打ち合わせがしにくいなどのデメリットがある。また、自宅住所を公開したくないという人もいるだろう。

そんな課題を解決してくるのが「シェアオフィス」で働くという新しい選択肢だ。文字通り、複数の会社で一つのオフィスをシェアして利用し、椅子、机、プリンターやネット環境なども整っているので、すべて自前で事務所を構える場合と比べて費用を限りなく抑える事ができる。また、開業者や個人事業主が多く入居しているため、ビジネス情報を交換をしたり、苦労を分かち合ったり、互いの専門分野を活かして支え合う事が出来るなど、環境的なメリットも多い。
　
さらに最近では「ビジネス交流」の側面を一歩進めたシェアオフィスの形態として、「コワーキングスペース」が盛んになっている。

では、コワーキングスペースにはどんな良さがあるのだろうか？銀座の一等地にあるコワーキングスペース「the SNACK」の五十嵐氏にお話を伺った。

コワーキングスペースはビジネスの社交場

－コワーキングスペースとは、どんな場所ですか？

五十嵐：「コワーキングスペース」は、スペースに間仕切り等がなく、ワークスペース、会議室、イベントスペース等を共有するオープンオフィス空間です。もちろん、Wi-fiなどの通信環境や電源等の設備環境が整っています。メンバーそれぞれが独自に事業やプロジェクトを進めるだけでなく、アイディアや情報を交換し、さまざまな化学反応・相乗効果を生むことを目指すコミュニティ･スペースでもあるのが大きな特徴です。

時間や場所にとらわれず、多様な働き方が可能となった今、「コワーキング」というスタイルは、さまざまな事業家、クリエイター、フリーランサーからの支持を得始めています。

－the SNACKのことを教えてください。

五十嵐：the SNACKは、銀座ど真ん中にあること、表参道の大人気店「パンとエスプレッソと」がカフェ・イン・オフィスで入っていることが大きな特徴になっています。内部はカフェ・ラウンジエリアとワークスペースに分かれています。

様々なスタイルに応じられるように、1人用の座席から、8名まで囲めるテーブル、ソファ席と様々なタイプを用意しています。オプションで、登記住所利用サービス、鍵付きロッカー、電話番号転送サービス、秘書受付サービスなども利用可能です。定期的に交流イベントも開催していますので、是非お近くの方は一度遊びに来てください。

－the SNACKはどのような方がいらっしゃいます

五十嵐：スタートアップの法人さんをはじめ、個人事業主の方、起業準備中の方、会社員として働く傍ら、夜や週末集まり別プロジェクトをされている方など、多種多様な人々が集まっています。業種としても、WEBで様々な事業やサービスを作る方、最新技術動向に詳しいコンサルタント、税務・会計・起業のプロ、デザイナー、コピーライターなど、さまざまなバックグランドの方々が集まっていますね。

－コワーキングスペースという選択について、アドバイスは？

五十嵐：インターネットの発達で、自宅で、カフェで、場所の制約に捕らわれず働くことが可能になりました。特に、まったくの異業種の方のアイデアが、お互いのアイデアやビジネスを共有し展開させていくことが出来る点で、コワーキングスペースはオススメですし、大きな可能性を秘めている場です。都内に限らず、いま全国でコワーキングスペースの普及が進んでいますから、自分に合った場所を発見して頂きたいと思います。

＞＞銀座コワーキングカフェスペース | the SNACK(ザ・スナック)

さあアクション！