心理カウンセリングの開業手帳

  • ストレス社会と言われて暫く経ちますが、年々、うつ病患者は増加する傾向にあります。精神疾患を抱えて、心療内科を受診している患者数は多く、残念ながら、自殺者も増加傾向です。

    現代病とも言える精神疾患から、少しでも多くの人を救う、心理カウンセリングが必要とされています。

  • 心理カウンセリングを行う為には、医師免許を持つ精神科医と、心理カウンセラーや臨床心理士のような民間資格を持つ者に大別されます。

    前者の大きな特徴は、カウンセリングだけでなく、投薬治療も行えるという事です。それに比べ後者は、医師ではない為、投薬治療は行えないと言う事に注意する必要があります。

  • 国家資格及び民間資格に関係なく、人の心と脳の関係は解明されていない事も多く、とてもデリケートな問題です。

    個々のクライアントにより症状は似て非なるもので、一人一人のクライアントに合ったカウンセリングを施す必要があります。その為、カウンセラーとクライアントとの信頼関係はとても大切なものとなってきます。

1.開業に必要な手続き

開業手続きについて

医療行為を行う場合と行わない場合で、開業手続きは異なります。諸官庁への様々な届出が必要になりますが、共通する届出としては、社会保険事務所、労働基準監督署、公共職業安定所、税務署等への届け出です。

医療行為を行う場合はこれに加えて、保健所に対し診療所開設届、厚生局に対し保険医療機関指定申請書などの届け出が必要になります。

2.開業にあたっての留意点・準備

知識と技術について

心理学の基礎をしっかり学び、カウンセリングの技術も習得しておく事は当然の事ですが、それだけでは事業は継続出来ません。事業を行う上では、クライアントの確保も重要です。

集客について

顧客獲得の為には、新聞広告やタウンページのような紙媒体だけでなく、ホームページなどの電子媒体も効果的です。店舗やスタッフの雰囲気を伝える為に、ブログやメルマガを利用するのも良いでしょう。

店舗作りと立地について

心に不安を抱えている人が訪れやすい明るく、清潔感のある店舗作りを心掛ける事が大切です。

どのような人が行き交う場所か、また、どのような企業が点在しているか、人口分布はどうかなどの立地調査を行い、クライアントのターゲット層を考慮することも、開業する上では重要な事です。

地域に密着する事で、信頼関係が築け、口コミで顧客が増える事が何より望ましいでしょう。

3.必要資金例

準備中

4.ビジネスプラン策定例

準備中

5.入っておくべき保険

準備中

6.必要になる契約書

準備中

サービスに関するお店ごとの開業手帳