補助金・助成金： 「人材確保等支援助成金（派遣元特例コース）」

補助金・助成金
全国
厚生労働省
派遣元事業主が、労使協定の定めるところによりその雇用する派遣労働者を対象に、令和6年5月24日から令和7年3月31日までの間で新たに賃金制度を整備又は改善した場合に、派遣元事業主に対して助成することにより、当該労働者の雇用の安定、待遇の確保を推進するものです。


◉助成額
　支給額は、５万円に派遣労働者１人当たり１万円を加算した合計額を支給します。
　＊必要経費の合計が上記合計額を超える場合は、当該経費の総額を上限として支給します。
ハローワーク別地域指数にもとづいて派遣労働者の賃金を決定している事業主に、賃金制度見直しの支援があります！

同一企業・団体において、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間で不合理な待遇差を解消することを目的に、2020年4月1日から（中小企業は2021年4月1日から）同一労働同一賃金の制度が導入されました。

派遣労働者の待遇を「労使協定方式」で確保する場合、賃金を一般労働者の平均的な賃金水準（職種別平均賃金に地域指数を掛けた値）以上とする内容の労使協定を締結することが必要です。

この地域指数は厚生労働省が公表していますが、「ハローワーク別地域指数」に一部誤りが見つかり、訂正が行われました。訂正前の指数を基に賃金を設定している事業主については、訂正後の指数を参考にして賃金制度を見直すことが求められています。

今回の助成金制度は、事業主がこうした見直しを進めることを後押しする目的で設けられています。
人材確保等支援助成金（派遣元特例コース）

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