管理部門が強い会社が成長する!攻めのバックオフィスの作り方を解説

創業期に管理部門を立ち上げることで事業が成長しやすくなる理由とは?


管理部門は、ヒト・モノ・カネ・情報をコントロールし、企業の持続的な成長を支える部門です。単なる事務作業の場ではなく、迅速な経営判断を支えるバックオフィスこそが、企業の生存率を高めます。

今回はなぜ管理部門が強い会社が成長するのかについて解説します。

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管理部門とは


管理部門(バックオフィス)とは、企業の経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を適切にコントロールし、組織を支える部門です。

営業やマーケティングなど直接収益を創出するフロントオフィスに対し、管理部門は営業活動を支える土台を固める役割を担います。直接利益を生み出す部署ではないためコストセンターと捉えられがちです。

しかし、迅速な意思決定をサポートするなど、企業成長を加速させる攻めの側面も持っています。また、管理部門は資金繰りやリスクの読み違えによる倒産を防ぎ、持続的な成長を実現します。創業期においては、企業の生存率に直結するため、管理部門を立ち上げておくと安心です。

管理部門の役割

管理部門は、リスク管理やコンプライアンスといった「守り」の役割と、経営判断の支援や組織活性化といった「攻め」の役割の両面を担います。

<守りの管理>

  • 法令遵守(コンプライアンス)を徹底し、契約トラブルを未然に防止する
  • 正確な記帳や入出金管理によりキャッシュフローを把握し、資金ショートを予防する
  • 社内規程を適切に整備し、従業員が本来の業務に専念できる環境を構築する

<攻めの管理>

  • キャッシュフローや利益率をリアルタイムに把握し、戦略的な経営意思決定を支援する
  • 精緻な決算書や事業計画書の作成を通じて、投資家や金融機関からの信頼を獲得し、出資や融資を受けやすい環境を構築する
  • ITツールやDXの推進により業務効率化を図り、事業拡大に伴う取引増にも柔軟に対応できる組織基盤を構築する

管理部門の職種

創業期は一人の担当者が複数の領域を兼務することが一般的ですが、組織の成長に伴い、専門性を持った以下の職種に分かれていきます。

職種 仕事内容
経理・財務 日々の入出金管理、帳簿作成、決算業務、および資金調達やキャッシュフロー管理
人事・労務 採用活動、給与計算、社会保険手続き、評価制度の構築といった「ヒト」に関する管理
総務 備品・施設管理、社内イベント運営、契約書保管など、組織運営全般のサポート
法務 契約書のリーガルチェック、コンプライアンス遵守、知的財産権の保護・管理
情報システム PC・ネットワークインフラの整備、SaaS導入やツール管理、セキュリティ対策などのIT基盤構築

管理部門が強い会社が有利な理由


管理部門をコストセンターと捉えるか、経営基盤を整える部門と捉えるかで、企業の成長速度は大きく変わります。強い管理部門を持つ会社が、競合他社に対してどのような優位性を持っているのか5つのポイントで解説します。

経営判断の圧倒的なスピード

管理部門が機能している組織では、財務・人事・法務などの経営資源が常に可視化されており、経営陣が「いま、どうすべきか」を判断するためのデータが即座に揃います。

対照的に管理部門が脆弱な組織では、決算の早期化が実現されていないため、意思決定の前に現状の数字を集計するという作業から始めなければなりません。そのタイムロスこそが最大の経営リスクです。数字を揃えている間に競合他社に先を越され、絶好のチャンスを逃してしまうケースも少なくありません。

管理部門が強い会社は、客観的な事実に基づいた迅速な経営判断が可能となり、それが競争優位性となります。

資金調達しやすくなる

投資家や金融機関は、融資する際に企業の将来性だけではなく財務状況や内部統制というガバナンスの透明性を厳しく審査します。

管理体制が脆弱な企業は、提出資料に不備があったり、数字の根拠が曖昧だったりすることでリスクがあると判断され、好条件での調達機会を逃しがちです。

一方で、管理部門が強い企業は決算書や試算表の精度が高く提出もスピーディーで、資金使途や返済計画も説得力をもって提示でき信頼が得られるため、好条件で資金調達しやすくなります。

信頼関係が築きやすくなる

管理部門を強化し、社内規程や契約書の整備、正確な入出金管理を徹底することで、取引先から安心して取引ができるという信頼を得られます。また、従業員にも働きやすい職場だと感じてもらえるでしょう。

事務手続きの不備は、現場が積み上げた努力を一瞬で無にしかねません。不確実な時代だからこそ、信頼関係がビジネスの優位性につながります。

本業に集中できる

管理体制が整っている組織では、営業や製品開発の担当者が雑務に追われることなく、本来の役割に専念できます。

例えば、営業担当者が自ら契約書のリーガルチェックを行うと、その分だけ顧客対応の時間が奪われ、貴重なビジネスチャンスを逃しかねません。こうした専門性の高い業務を管理部門が引き受けることで、現場は営業活動に力を注げるようになり、組織全体の生産性が向上します。

トラブルを未然に防げる

ビジネスにおけるトラブルの多くは、法令知識の不足やチェック体制の不備から生じます。

一度トラブルが発生すれば、多額の弁護士費用やブランドイメージの失墜など、経営に深刻な打撃を与えかねません。

強固な管理部門を持つ組織であれば、契約締結前の徹底したリーガルチェックやコンプライアンスの遵守により、こうしたリスクを未然に回避できます。また、万が一の問題発生時にも迅速な初期対応によって被害を最小限に抑えることが可能です。

管理部門が強い会社の作り方


強固な管理体制は、単に人を増やすだけではなく、組織の文化や仕組みを根本から整える必要があります。強いバックオフィスを構築するために、経営者が着手すべき3つのステップを紹介します。

経営者の意識変革

管理部門を強化するためには、まず経営者自身の意識変革が不可欠です。バックオフィスを単なる事務処理の代行部署ではなく、企業の成長を加速させる戦略的パートナーと再定義しなければなりません。 営業や開発への投資に偏り、管理部門を軽視したままでは、組織のスケールアップは望めません。

管理部門が提供する財務データや法務的知見は、的確な経営判断を下し、致命的なリスクを回避するために必要不可欠です。そのため、管理部門を経営を共に牽引する部門と再認識する必要があります。

アナログからの脱却

管理部門の強化において、アナログからの脱却は避けて通れません。デジタル化の価値は、単なる事務作業の効率化に留らず、点在していたデータを集約し、経営状態を可視化することにあります。

組織全体が同じ情報にアクセスできる環境を整えることで、属人化を防ぎ、誰もが根拠に基づいた意思決定を行えるようになります。

現場と管理部門の距離を縮める

管理部門が監視役となり、現場との間に見えない壁が立ちはだかる組織は真の強さを発揮できません。強い会社を作るためには、管理部門と現場が互いの役割を理解し合い、対等なパートナーシップを築くことが不可欠です。

現場がルールを守らされるものではなく、自分たちを守るものと認識し、管理部門が現場の成果を支える支援者として並走する一体感こそが、変化に強い組織の土台となります。

また現場の情報が適時適切に管理部門に共有されていないと、管理部門としては正確かつ有効な情報提供ができなくなってしまいます。そのため、管理部門の担当者が現場に足を運んだりして、現場が「何に困り」「何に時間を取られているか」を共有するなど、積極的な情報交換をする場を作ることが大切です。

管理部門が強い会社を作る際の注意点

管理部門が強い会社を作る際の注意点は、規律を重んじるあまり現場の活力を削いでしまうことです。過剰な制約は現場の萎縮を招き、迅速な意思決定を阻害しかねません。

本来の目的は、ビジネスを加速させるための守りであり、現場を縛り付けるための足枷ではないことを肝に銘じるべきです。

また、管理部門が現場の感覚から乖離しないよう注意が必要です。現場の苦労を度外視して正論のみを振りかざせば、組織内に深い分断が生じます。現場との双方向の対話を持ち続けることで、強い会社を作れるようになります。

管理部門の業務をお任せできる「シェア管理部」


「管理部門を強化したいが、専任を雇う余裕がない」「何から手をつければいいか分からない」そんなスタートアップや中小企業の悩みを解決するのがシェア管理部です。

シェア管理部は、経理・労務・総務といったバックオフィス業務を、専門チームがシェア型で支援するサービスです。単なる作業の外注(BPO)にとどまらず、業務設計のコンサルティングを通じて攻めと守りの管理体制を構築するパートナーとしてサポートしてくれます。ここでは、シェア管理部の特徴をご紹介します。

管理部門コストを抑えられる

管理部門人材の採用市場は激化しており、一人採用するだけでもコストと時間がかかります。また、担当者が退職した瞬間に管理体制が崩れるケースも珍しくありません。
経理・人事業務の分野で 経験豊富なスタッフが在籍しているシェア管理部を活用すれば採用・教育コストをゼロに抑えながら、月額10万円~で業務代行(経理代行業務、DX化支援、業務改善コンサルティング、人事・労務)をお任せできます。そのため、継続性の高い組織を作れます。

管理部門を整備してもらえる

シェア管理部の業務改善コンサルティングでは、非効率な業務フローを根本から改善してくれます。

例えば、ペーパーレス化で書類管理から脱却し、どこからでも経営数字が確認できる状態にしてくれたり、会社の状況に合わせたSaaSの導入を支援してくれたりします。また、その人にしか分からない状態をなくし、誰が担当しても正確に回るマニュアルとフローを構築してくれることも魅力です。経営者が求める「リアルタイムな経営判断」ができる土台づくりをお任せできます。

設立直後のお客さまなどの体制構築支援の経験が豊富で、ゴール達成まで一気通貫でサポートしてくれるため、攻めと守りの管理部門を立ち上げたい方は満足できるでしょう。

成長フェーズに応じて業務範囲を広げられる

企業の成長スピードに合わせて、サポートの範囲を自由に変えられるのもシェア管理部ならではの魅力です。

・創業期
最小限のコストで、最低限必要な会計・税務の守りを固める

・拡大期
従業員の増加に伴う労務トラブルの防止や、複雑化するキャッシュフローを管理する

・調達・IPO準備期
投資家や銀行から信頼を得るための、透明性の高いガバナンス体制を構築する

多種多様な業界・業種の支援実績を保有

シェア管理部が選ばれる理由の一つに、特定の業界に縛られない圧倒的な支援実績の幅広さがあります。

バックオフィス業務の基本ルールは共通していても、業界特有の商習慣や規制、労務管理の難しさは千差万別です。

シェア管理部は、これまでに数多くの企業を支援してきたノウハウを蓄積しており、貴社のビジネスモデルに最適化された管理体制を整えてくれます。

まとめ

管理部門は、経営判断を加速させ、投資家や取引先からの信頼を勝ち取るために必要な存在となります。自社だけで体制を築くのが難しい場合は、外部の専門性を柔軟に取り入れるのが賢い選択です。

実務代行からDX支援まで一気通貫でサポートするシェア管理部ならコストを最小限に抑えつつ、成長フェーズに合わせた最適な組織基盤を構築できます。リスクを未然に防ぎ、本業に集中できる環境を整えたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。

(監修: アドミシェア株式会社
(編集: 創業手帳編集部)

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