開業手帳2015年9月10日
データ入力代行業の開業手帳
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- データ入力代行業は、アンケートや伝票、また、申込書やカタログといった紙媒体の情報をソフトなどに入力し、デジタルデータへと変換作業を請け負う形態です。
入力を行うデータは、文字、イラスト、図面、データ、CADデータ、など多岐におよんでいます。
- データ入力代行サービスの内容は、以下の通りです。
(1)管理システムを導入により、定常的に会員情報などのデータのマスター登録を行う。
(2)紙媒体の情報を見易くする為、データベース化を実施。
(3)経費削減、また、省スペース化の実現の為に、紙資料のデータベース化を実施する。このようなニーズに応える為、今後も新規参入者は増えてくると見られますが、この形態は差別化しにくいのが特徴です。今後は価格競争に打ち勝つ業務内容、また、非価格競争力を強化していくことが課題でもあります。
- データ入力代行業は、アンケートや伝票、また、申込書やカタログといった紙媒体の情報をソフトなどに入力し、デジタルデータへと変換作業を請け負う形態です。
この記事の目次
1.開業に必要な手続き
開業の手続きについて
データ入力代行業の開業は、特に難しい手続きは必要ありません。通常の手続きは個人の場合は税務署へ開業手申請を、法人の場合はそのケースによって、健康保険や厚生年金関係は社会保険事務所へ、また、雇用保険関係はハローワークへ、労災保険関係は労働基準監督署へ、そして、税金については所轄の税務署や税務事務所に申請する必要があります。
2.開業にあたっての留意点・準備
セキュリティ対策について
2003年に個人情報保護法が制定され、情報セキュリティについての意識が高くなってきています。その為、受注については、セキュリティ対策を施しておく必要があります。
内部情報管理体制の徹底、また、より信頼度のあるプライバシーマーク、ISO27001などの資格取得もお勧めします。
入力スタッフの人員確保について
データ入力代行業を行う為には、入力スタッフが貴重な人材です。どのようなスタッフが在籍しているのかによって、受注にも大きく影響してきます。価格競争力に勝ち抜く為には、国外とのパイプがある国内の在宅ワーカーも見逃せません。
更に、高度な技能を持った人材確保も必要です。
営業構造について
データ入力代行企業では、正社員以外の臨時スタッフが多くなっています。また、人件費も高騰気味になっています。実際に起業する為には、最初に顧客の多い部門でスタートするのが良いでしょう。
最初は、近隣の関係者に仕事を頼る事も多いですが、自治体といった公的機関でのデータ入力関連の入札案件も多くなってきている為、新規受注のチャンスも多くなっています。
これらの入札情報は事前に公開される為、チェックしておく事をお勧めします。
3.必要資金例
準備中
4.ビジネスプラン策定例
準備中
5.入っておくべき保険
準備中
6.必要になる契約書
準備中