クラウドソーシング24社を徹底比較。依頼する側におすすめのサービスはコレ!

創業手帳

創業初期の方に合わせた最適なサービス、お教えします。

(2017/02/21更新)

企業に雇用され、決められた場所で決められた時間だけ働くスタイルが主流であった一昔前と違い、ネットをフル活用することにより在宅でできる仕事が増え、フリーランスや在宅勤務など、働き方も多様化してきました。その働き方のひとつとしてあげられるのがクラウドソーシングです。今回はそんなクラウドソーシングについて、おすすめのサービスをあげながら解説していきます。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、簡単に言えば「オンライン上で不特定多数の人に業務を発注すること」です。
例えばデータ入力の仕事をする場合、今までは何人かの作業者が、発注者(クライアント)から直接依頼を受けて作業する、あるいは専門の業者にあらかじめ登録しておいて、仕事はその業者から割り振られるといった「アウトソーシング」が一般的でした。
これが「クラウドソーシング」なら、発注者はネットを介して不特定多数の人(ランサー)に、作業を募集することになります。ですので、作業者は募集を見て、参加したければ参加すれば良いのです。

国内の主要クラウドソーシング会社一覧

ランサーズ


日本におけるクラウドソーシングサイトの老舗とともに、依頼実績が44万件を超える国内でトップクラスの規模。
仕事内容が、「コンペ方式」と、「プロジェクト方式」の2つに分かれており、スキルや経験に自信のある方はもちろん、採用される内容にはプロもアマも関係ないので、初心者の方でもどんどん提案していけます。

クラウドワークス


日経新聞やTechCrunch Japanなど各種メディアでもよく紹介されている注目のベンチャー企業。
仕事内容は、ランサーズで紹介した「コンペ方式」と「プロジェクト方式」があり、「プロジェクト方式」のなかには「時給制」と「固定報酬制」が採用されています。
報酬が20万円を超えるとシステム利用料が無料になることも魅力。

シュフティ


クラウドワークスやランサーズと比べると、一番長く運営されているサイト。
「在宅ワークナレッジ講座」や「ライティング講座」といった、eラーニング講座を受講でき、スキルや経験がなくても安心して利用できるので、主婦や初心者の方も安心して利用できます。

Craudia


2004年創業のベンチャー企業、株式会社エムフロが運営しているサイト。
仕事の内容は、IT開発・デザインから、タスク・軽作業まで多岐にわたり、難易度を「簡単」「普通」「高度」から選ぶことができるため、自分のスキルレベルに合った仕事が見つけやすくなっています。

ココナラ


自分のスキル(知識・経験)を生かしたサービスを売買できる、いわば「サービス業のフリーマーケット」のようなサイト。
似顔絵やWeb制作、税理士や弁護士などの専門家相談など多くのカテゴリに対応しており、スキルがある方はもちろん、スキルとは言えなくても自分の得意なことがあれば、なんでもサービスにして気軽に出品ができます。

Bizseek


ランサー全員が本人確認書類による実名登録制が特長のサイト。
実名登録をすることによって、仕事を請ける側の信頼度が増すため、仕事の質や報酬も他のクラウドソーシングサービスと比べて良い条件となりやすいです。

shinobiライティング


ライター系の仕事に特化しているサイト。
サイトが美容、グルメ、ファッションなど各カテゴリー別に分かれているので、得意分野の仕事を見つけやすく、簡単な案件から難しい案件までそろっているので、量の面で困ることがありません。

Sagoooワークス


こちらもライター系の仕事が豊富なサイト。
ポイントアップキャンペーンなどのイベントが多く、それらのイベントがあるとかなりお得になります。ランキングのボーナスは別途もらえ、これらを上手く組み合わせて大きく稼ぐことができます。

Job-Hub(ジョブハブ)


人材派遣で有名なパソナグループの会社、「株式会社パソナテック」が運営しているサイト。
システム利用料は、仕事を発注するクライアントが負担し、仕事をするランサーは完全無料になるのが特長です。実際の報酬と手取りの報酬の違いを気にすること無く、仕事をすることができます。

クリ博オンラインワーク


利用手数料が業界でも群を抜く安さを誇るサイト。
利用すると10~20%かかる会社が多いなか、ここでは25万円以下であれば10%で利用できます。25万円以上の取引金額であればサービス手数料は5%になります。
報酬の受け取り手続きが最短で2日と、他社より断然早く行えることも魅力。

Skets(スケッツ)


つながりを求めるクライアントと、アイデアやスキルを持つランサーを結ぶ「共創」の広場として運営されているサイト。
提供された課題に対して応募者がメッセージを添えて応募し、クライアント側がニーズに合った応募者を選出するコネクト型や、よりよいサービスや商品を提供したいクライアントが呼びかけを行い、作られたコミュニティ内でアイディアをやり取りしながら進めていくコラボ型といった仕事内容があります。

Workshift


海外の優秀な人材に、日本のクライアントが仕事を依頼することができるサイト。
経済産業省からの仕事も受けており、特にアニメ事業への関わりを強く持っています。これらの仕事と関わっていきたい方には魅力的なサイトです。

コンテンツパーク


プロジェクト型やコンペ型の仕事をすることもできるほかに、画像や音楽、動画などのデジタルコンテンツをサイト上で販売することもできるサイト。
自己PRと一緒にポートフォリオを掲載することができ、クライアントへのアピールのためにクオリティの高い自信作があったら掲載することが出来ます。

CrowdGate(クラウドゲート)


ゲームイラスト受託制作やオンラインゲーム開発運営も手がける、クラウドゲート株式会社が運営しているサイト。
イラストやデザイン関連のものが多く、こちらもクリエイターは、会員登録と仕事をしたときのシステム利用料はかかりません。

MUGENUP(ムゲンアップ)


イラストの制作に特化したサイト。
工程分離が特長で、キャラデザ・線画・塗り・背景など自分の得意な分野だけを選ぶことができます。
コンペ・コンテストやクライアント企業と共催のキャンペーンが充実しているほか、無料で参加できる勉強会や、専門学校での講義など、さまざまな試みがなされています。

designclue


デザイン専門のクラウドソーシングサービス。
発注者は日本が中心で受注者は世界中から集まるという、独特のユーザー構成となっているのが特長で、世界中のデザインに触れることが出来ることで、自身のデザインスキルも向上させることができます。中には有名企業のデザインの仕事もありますので、何万人という人々が目にする仕事ができることもあります。

Skillots


2006年にオープンし、長い歴史と高い信頼性があるサイト。
チラシやロゴ製作の仕事が主で、特にキャラクターを描いて欲しいという仕事が多いです。また、チラシ系の仕事は高額なものが多く、依頼を受けることができれば大きな収入を得ることができます。

99designs


グラフィックやウェブデザインに特化したサイト。
192カ国112万人のデザイナーが登録しており、低価格で数十件のデザイン提案を受けることができます。
デザインコンペにも力を入れており、これまでに50万件ものコンペを開催しています。

SKIMA


オリジナルのイラストや似顔絵、ホームページやブログのロゴも個人で売買することができるサイト。
ランサーの商品をSNSで宣伝することができるのが特長です。
取引完了後に取引相手が評価を出してくれるので、高い評価を頂くと次の依頼につなげることができます。

PVモンスター


記事の制作に特化したサイト。
ランサーがクライアントのニーズを満たす記事を制作したら、その記事のアクセス数に応じて報酬が支払われるのが特長です。
ドメインをとる必要も無く、文章を書ける人なら誰でもスタートできます。

CROWD


ポイントサイト大手の「げん玉」も運営する、株式会社リアルワールドが運営しているサイト。
「げん玉」のポイントによる支払いとなっており、そのポイントを即日で換金できるのが特長です。
初心者の方でも出来るような仕事は多数用意されていますので、時間がない方でも安心です。

REPO(ルポ)


美容や住まい、暮らしなどの各種のテーマに沿った記事を書く仕事をネット上で行うサイト。
月に100件ほどの新しい仕事が入ってくるのが特長で、商品の感想や意見をブログに掲載することで報酬をもらうことができます。
また、iphoneアプリにもなっており、外出先でも時間を無駄にせずささっと仕事ができます。

UIscope


スマホの新しいアプリやサイトを利用し、その感想をアンケートやレビューに書き込んで報酬を得られるサイト。
スマホに特化しており、パソコンにかじりついて作業する必要が無いことから、お手軽にモニター作業をできるのが特長です。
どの仕事も比較的報酬が高いことも魅力です。

Wemake


ランサーの商品コンセプトとクライアントの技術を結び、新たな商品を創り出す、をコンセプトにしたサイト。
アイデアを投稿したら様々な方たちが様々な観点で評価し、実現可能なら動き出す、といった特徴があり、自分のアイデアがそのまま商品になる、といったこともあります。
必ずしもアイデアを出す必要は無く、アイデアの評価や発売前のアンケートに答えるだけでも収入をもらえます。

結局どこがおすすめ?

上記のように様々な企業がありますが、その中でもオススメはこの3つです。

ランサーズ

初めてクラウドソーシングを利用する方にはもっともオススメ。
仕事内容も多岐にわたるほか、細かなプロフィール機能や本人確認制度、ユーザーランクなど、クライアントが安心して発注できるための取り組みが充実しているのが特長です。
また、依頼者は手数料も無料で、報酬の点でも、仕事が行われる前に運営会社がその報酬を預かり、仕事が完了した段階で運営会社から報酬が支払われるため、クライアントもランサーも安心です。

クラウドワークス

プロのフリーランスから主婦の方まで、35万人以上のワーカーが在籍しており、ホームページ作成、アプリ開発やロゴ・チラシ作成、ライティング、データ入力まで幅広い仕事に対応しています。
こちらも手数料は無料ですが、他サービスと比較して、契約途中のキャンセルが可能な点やランサーに各分野のプロが多いのが特長です。

シュフティ

主に在宅ワーカーとマッチングでき、ライティングや記事作成、データ入力、シール貼りなど在宅ワーク・内職をメインに発注することができます。
手数料も無料で且つ、業者へ依頼するのと比較して低コスト・短期での納品が可能なので、女性向け記事の作成などにオススメのサービスです。

(編集:創業手帳編集部)

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