子どもの機会格差の解消に取り組む「ネッスー」が9000万円調達

公開日:
あとで読む x facebook
資金調達

2026年10月6日、ネッスー株式会社は、総額9000万円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は2.58億円となりました。

ネッスーは、地域創生事業「こどもふるさと便」や、未利用食品を活用して子ども・子育て世帯を支援する食と子育て支援事業、廃棄資源を資材として循環活用する「サーキュラーデザインラボ」などの事業を展開しています。

「こどもふるさと便」は、寄付金で全国の子ども食堂やひとり親家庭をサポートするふるさと納税サイトです。寄付者には通常の返礼率で返礼品を届けると同時に、全国の子ども食堂やひとり親家庭には、寄付金で購入した地域の特選品を届けています。

食と子育て支援事業では、児童扶養手当受給世帯や子ども食堂が安価に利用できるECサイト「チアドン」や、未利用の生鮮食品を店舗に設置した無人冷蔵庫で安価に提供する「ステナス」を展開しています。

今回調達した資金は、「こどもふるさと便」の事業推進の加速、採用・組織体制の強化に活用します。


子どもの機会格差とは、家庭の経済状況や育った環境、居住地域などによって、子どもが経験できる活動や、能力・可能性を伸ばす機会に差が生じる問題です。たとえば、習い事や文化・スポーツ活動、学習支援などに触れる機会は、家庭の経済力や地域の環境によって左右されることがあります。

この問題は貧困と深く関わっていますが、経済的な事情だけで生じるものではありません。必要な情報が届かないこと、地域に教育や体験の場が少ないこと、保護者が仕事や家事に追われ、子どもの活動を支える時間を確保しにくいことなど、複数の要因が重なって機会の差につながります。子ども自身の意欲や能力だけでは乗り越えにくいこうした格差を解消するには、家庭環境にかかわらず、多様な経験や学びにアクセスできる仕組みが必要です。

このような背景を踏まえ、ネッスーは子どもの機会格差の解消に向けたさまざまな事業に取り組んでいます。すべての事業で売上とインパクト創出が連動するようにビジネスモデルを設計しており、2025年度(2026年5月期)には、2935万円のインパクトを創出しています。2031年度には65億円のインパクト創出を目指しています。

シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中