てんかん発作警告器を開発する「クアドリティクス」が6億円調達

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資金調達

2026年11月4日、クアドリティクス株式会社は、総額6億円の資金調達を発表しました。

クアドリティクスは、てんかん発作の兆候を察知し、事前に警告するプログラム医療機器を開発しています。

ウェアラブル心電計を用いて自律神経変化をモニタリングし、異常検知アルゴリズムによって、てんかん発作を予測するシステムです。事前警告により、発作による怪我や事故リスクの軽減など、日常生活における安心感の向上を目指しています。

今回調達した資金は、心拍変動解析技術の研究開発、てんかん発作兆候検知技術の開発、国際展開、事業基盤の強化に活用します。


てんかんは、脳の神経細胞が突発的に過剰な電気活動を起こすことで、発作をくり返す慢性の脳疾患です。発作の症状は、脳のどの部位で異常な電気活動が生じるかによって異なり、手足のしびれや痙攣、視覚異常、吐き気、意識障害、全身の痙攣など多岐にわたります。

とくに、意識障害や運動機能への影響を伴う発作は、転倒や周囲の物への衝突などによる事故・怪我につながる可能性があります。そのため、発作の種類や症状に応じて、保護帽の着用や危険な場所での単独行動を避けるなど、安全を確保するための対策が必要になる場合があります。

一方、こうした対策は、日常生活における行動や活動の制約につながることもあります。そのため、事故やけがのリスクを軽減しながら、患者の生活の質(QOL)や行動の自由を維持できる、新たな対策が求められています。

こうした課題に対し、クアドリティクスは、てんかん発作の兆候を検知し、発作が起こる前に警告を発するプログラム医療機器を開発しています。ウェアラブル心電計で取得した心拍変動を機械学習で解析することで、非侵襲型の小型ウェアラブルデバイスを通じて発作の兆候を捉え、事前に患者へ知らせることを目指しています。

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